大本山 妙心寺で気がついたこと

燈篭【とうろう】です。
報恩【ほうおん:恩に報いること】と刻まれています。
さてこの燈篭はどこにあるのでしょうか?
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正解は妙心寺の南門の前です。
東光寺(静岡市清水区横砂)は臨済宗妙心寺派のお寺です。
本山は京都にある 妙心寺 です。
先日、妙心寺を訪ねた際に気がついたことがありました。

なんと、この燈篭に私の名前が書いてあるのです!!

たくさんの名前の中に私の名前もあるのです。

妙心開創650年慶讃記念燈篭献納御芳名
とも書いてあります・・・
つまり、昭和60年に厳修されました妙心寺開創650年慶讃法要並びに妙心再興雪江禅師500年遠諱事業の記念に建立されたものだそうです。
昭和60年ということは、私はまだ5歳!
5歳の頃の記憶がまったくない私には、お金を納めた記憶は当然まったくありません。
では、なぜ私の名前が??
真相は、東光寺の前住職でもある私の祖父が納めてくれたとのことでした。
まさか、本山である妙心寺の門の前で祖父とのつながりを実感するとは考えておらず、私の名前と祖父の想いを感じ感動いたしました。
さらに、燈篭に刻まれた報恩の文字を目にしたとき、祖父の恩に報いるような生き方をしていかなくてはならないと感じました。
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