寺子屋体験の準備が始まる合図です

梅の仕事が始まりました。
東光寺(静岡市清水区横砂)の境内にある袖師保育園が管理する畑で収穫された梅の実を梅干にします。
梅の実が収穫できた年は必ず梅干を作っています。
実は私、梅干が苦手なのです・・・
しかし梅干作りを続けています。
いくつか理由はありますが、その一つは「活かしきる」ということです。畑に育った命をどうしたら活かしきれるのかを考えたとき、先
人が伝えてくださった梅干し作りが自然と選択されました。
さらにもう一つの理由が
「風景を作る」
ということです。梅干作りは梅雨明けの頃になると最後に大仕事があります。
それが天日干しです。
梅干作りを始めたころ、「そういえばこのような景色を見なくなった」と感じました。
しかし、現在ではなかなか見ることができなくなった景色を絶やさないためにも、梅干作りを続け、天日干しを行っています。

そして、この天日干しの時期が東光寺の寺子屋体験と重なりますので、その期間に天日干しをすることで、寺子屋体験に参加する子供たちが、普段から食べている梅干がどのように作られているか分かることも狙っているのです。
今年も、梅の仕事をしながら、寺子屋体験が近づいてきたことを実感しています!
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