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色あせない言葉に出会うことができる御縁に感謝しています

臨済宗青年僧の会 という組織があります。




500臨青 HP 


私はありがたい御縁をいただき事務局員としてお手伝いをさせていただいています。





現在は主にホームページの管理などをさせていただいています。

※ホームページはこちらをクリックするとご覧いただけます




 以前から会議で「ホームページに動きを出そう!」という話し合いがあり、過去の機関紙【不二】の記事を紹介させていただくことになりました。





今回は25年以上前の記事を紹介させていただきました。



500huni42001.jpg
【不二:第42号】 平成2年10月発行 の記事で


意識を持って行動を

「向嶽寺派管長 宮本大峰猊下」 




と題したお話です。




その中に「布教のありかた」について





カルチャー教室で何千何百とある講座の中から白分のすきな講座を楽しく学んでいる今の社会ではありきたりで新鮮味のない話しでは訴える力が大変弱いと思います。


もちろん布教師さんでも、本当に思わず感動をおぼえるお話しをされる方がおられますがそれを真似ての、二番煎じ、三番煎じでは、今の耳の肥えた檀信徒には通じません。


みんな欠伸してますよ。五臓六腑に染みる様な方法を使わないといけない。喋る事ばかりでなくともよいんです。どんな方法でもよいから、自分なりの法材を見つけて、しかも広い角度から法材を選んで行なえばよいんです。






との言葉がありました。





今の耳の肥えた檀信徒には通じません。




との言葉にドキッとします。と、同時に




自分なりの法材を見つけて、しかも広い角度から法材を選んで行なえばよいんです。




との言葉に目が止まりました。




数年前の研修で指導してくださる和尚様に




「せっかく科学を専門的に学んできたんだから、あなたにしかできない科学と宗教の関係性について深く勉強しなさい」




と言っていただいたことを思い出します。



「自分にできること」、「自分にならできること」をこれからも深めていこうと改めて感じることができました。





過去の機関紙【不二】を読んでいると時間が経過しても、色あせることがない言葉に多く出会うことができます。





興味のある方はぜひ こちらをクリックして記事をご覧ください・・・・

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人物紹介

新米和尚

Author:新米和尚
横山友宏
東光寺 副住職
【静岡市清水区横砂】

中学校で理科を教えていた男がある日突然和尚になった。(臨済宗妙心寺派)そんな新米和尚による、仏教やお寺についての紹介をします。 気軽に仏教やお寺に触れていただければと思います。


元:中学校教師
  (理科・卓球担当)

現:臨済宗妙心寺派の和尚
2人の娘の父親であり、育児にも積極的に参加し!?失敗を繰り返す日々を送る、40代を満喫しようとしている どこにでもいる平凡な男

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