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なぜトンネルに飛び込めるのに、お寺には飛び込めないのか。

500トンネルと科学への信頼1





初めて走行する道にトンネルがあってもほとんどの人が、そのままトンネルの中に突っ込んでいきます。




その先が工事中の可能性や、実は段々細くなっていくだけで行き止まりのトンネルの可能性など考えることなく突っ込んでいきます。




500トンネルと科学への信頼2





そして、トンネル内を走行中も不安になることなく





500トンネルと科学への信頼3
トンネルの外に出るのです。





なぜ、トンネルには出口があると信じて、不安や疑問を持たずにトンネルの中に入ることができるのでしょうか。





科学技術や工事を担当した多くの方々を無条件に信頼し信じているからなのだと思いますし、そのトンネルに関わる多くの方々も懸命に努力をしてくださっているからこそ、トンネルは管理され私達は安全に通行できていると思います。






以前、お寺は以前のように、


「何かあったらお寺にいこう!」



と思ってもらえるような「駆け込み寺」のような場所にならなくてはならないと言われたことがあります。



まさにその通りだと思っています。





しかし、誰もが信頼し飛び込めるトンネルに比べると、




「やっぱりお寺は敷居が高く感じて行きづらい」




という意見も少なくありません。




お寺としての大切な教えなどを守りながらも、心の敷居は低くしていく




そのような姿勢もこれからのお寺には必要なのではないかと考えています。




心の敷居を低くするための活動をこれからも続けていきます。





東光寺(静岡市清水区横砂)では年内

12月23日 写経会

12月24日~31日 子供坐禅会




12月31日 竹とうろう と 除夜の鐘






といった活動を計画しています。どなたでも参加いただけるものですので、ご興味のあるかたは是非おいで下さい。

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人物紹介

新米和尚

Author:新米和尚
横山友宏
東光寺 副住職
【静岡市清水区横砂】

中学校で理科を教えていた男がある日突然和尚になった。(臨済宗妙心寺派)そんな新米和尚による、仏教やお寺についての紹介をします。 気軽に仏教やお寺に触れていただければと思います。


元:中学校教師
  (理科・卓球担当)

現:臨済宗妙心寺派の和尚
2人の娘の父親であり、育児にも積極的に参加し!?失敗を繰り返す日々を送る、40代を満喫しようとしている どこにでもいる平凡な男

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