なぜトンネルに飛び込めるのに、お寺には飛び込めないのか。

初めて走行する道にトンネルがあってもほとんどの人が、そのままトンネルの中に突っ込んでいきます。
その先が工事中の可能性や、実は段々細くなっていくだけで行き止まりのトンネルの可能性など考えることなく突っ込んでいきます。

そして、トンネル内を走行中も不安になることなく

トンネルの外に出るのです。
なぜ、トンネルには出口があると信じて、不安や疑問を持たずにトンネルの中に入ることができるのでしょうか。
科学技術や工事を担当した多くの方々を無条件に信頼し信じているからなのだと思いますし、そのトンネルに関わる多くの方々も懸命に努力をしてくださっているからこそ、トンネルは管理され私達は安全に通行できていると思います。
以前、お寺は以前のように、
「何かあったらお寺にいこう!」
と思ってもらえるような「駆け込み寺」のような場所にならなくてはならないと言われたことがあります。
まさにその通りだと思っています。
しかし、誰もが信頼し飛び込めるトンネルに比べると、
「やっぱりお寺は敷居が高く感じて行きづらい」
という意見も少なくありません。
お寺としての大切な教えなどを守りながらも、心の敷居は低くしていく
そのような姿勢もこれからのお寺には必要なのではないかと考えています。
心の敷居を低くするための活動をこれからも続けていきます。
東光寺(静岡市清水区横砂)では年内
12月23日 写経会
12月24日~31日 子供坐禅会
12月31日 竹とうろう と 除夜の鐘
といった活動を計画しています。どなたでも参加いただけるものですので、ご興味のあるかたは是非おいで下さい。
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