光りは障害物にぶつかるからこそ、光を発する
以前、飛行機に乗ったときに撮影した写真を見ていたときに気が付いたことがあります。
それは、雲の上を飛行中に窓から見える景色を撮影したものです。

雲の近くを写真に撮ると、明るく映ります。

しかし、同じ場所から雲の上空を撮影すると、このように暗い空が映ります。
2枚の写真を比較すると、不思議な光景に感じます。
太陽から発せられた光は
太陽
↓
宇宙
↓
地球(雲)
と移動をします。
地球(雲)に届く前に宇宙を通過しているはずなのに、写真を撮影してみると、太陽から遠い雲付近が明るく映ります。
もちろん理由があります。
カメラや私達の目は太陽から出た光を見ているのではなく、光が何かに当たって乱反射した光を感じています。
ですから、宇宙では何にも光は当たらないので私達の目には何もない暗い空間に見えています。
しかし、雲に光りが当たると乱反射をしますので、私達は雲付近が明るく、その上の空間が暗く感じるのです。
仏教に限らず様々な時代を超えて伝わる「教え」も同じなのだと思います。
遠い過去から発せられた「教え」は受け取る人がいなければ、何もなかったように過ぎ去っていきます。
しかし、雲が太陽の光を受け取ることで明るく光るように、
過去の「教え」を受け取る人がいれば、その人の心が輝きだしたうえに「教え」そのものが存在していることを知らせてくれているように感じます。
受け取る人がいるからこそ「教え」が輝きだすことを1枚の雲の写真から感じることができました。
それは、雲の上を飛行中に窓から見える景色を撮影したものです。

雲の近くを写真に撮ると、明るく映ります。

しかし、同じ場所から雲の上空を撮影すると、このように暗い空が映ります。
2枚の写真を比較すると、不思議な光景に感じます。
太陽から発せられた光は
太陽
↓
宇宙
↓
地球(雲)
と移動をします。
地球(雲)に届く前に宇宙を通過しているはずなのに、写真を撮影してみると、太陽から遠い雲付近が明るく映ります。
もちろん理由があります。
カメラや私達の目は太陽から出た光を見ているのではなく、光が何かに当たって乱反射した光を感じています。
ですから、宇宙では何にも光は当たらないので私達の目には何もない暗い空間に見えています。
しかし、雲に光りが当たると乱反射をしますので、私達は雲付近が明るく、その上の空間が暗く感じるのです。
仏教に限らず様々な時代を超えて伝わる「教え」も同じなのだと思います。
遠い過去から発せられた「教え」は受け取る人がいなければ、何もなかったように過ぎ去っていきます。
しかし、雲が太陽の光を受け取ることで明るく光るように、
過去の「教え」を受け取る人がいれば、その人の心が輝きだしたうえに「教え」そのものが存在していることを知らせてくれているように感じます。
受け取る人がいるからこそ「教え」が輝きだすことを1枚の雲の写真から感じることができました。
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