白隠のすり鉢松 と 東光寺のホウキ
約250年前に活躍をされた臨済宗の白隠禅師という和尚様の逸話の中に
白隠のすり鉢松
という話があります。
大きなすり鉢をもらった白隠禅師は、寺の松の木が、風で折れてしまったことに気が付きます。
白隠禅師はそれを見て雨が染み込んで腐っては困ると、もらったすり鉢の中から一つを選び、折れた先にかぶせたそうです。
その後、すり鉢は落ちることなく、松の木もすくすくと育ち続けたそうです。
という話です。残念ながら、当時の松は切られてしまっていますが、切られるまで実際に松の上に鉢が乗っかっていたそうです。
東光寺(静岡市清水区横砂)には、そんな有名な物はありません。
しかし、木の上の乗ったホウキは発見することができるかもしれません。
これです。

見にくいかもしれませんので拡大します。

これには深い訳があるのです・・・

秋も深まり、庭の木も紅葉が進みます。

落ち葉などを掃除していると、蜘蛛の巣に引っかかります。
今年は随分と蜘蛛の巣に引っかかるなぁと感じながら上を見上げると大量の蜘蛛の巣があることに気が付きました。

そこで、手に持っていたほうきを使い蜘蛛の巣をどかしていきました。
しかし、どうしても高い場所は手が届きません。本来ならば長い棒を持って来れば良いのですが、横着をしてほうきを投げてみたのです。
すると、驚くべきことに
見事にほうきが木に引っかかってしまったのです。
恥ずかしい限りです・・・・
その後、ほうきを救出するだけでなく、当たり前のことを、当たり前にすることの大切さを知ることができました・・・・
白隠のすり鉢松
という話があります。
大きなすり鉢をもらった白隠禅師は、寺の松の木が、風で折れてしまったことに気が付きます。
白隠禅師はそれを見て雨が染み込んで腐っては困ると、もらったすり鉢の中から一つを選び、折れた先にかぶせたそうです。
その後、すり鉢は落ちることなく、松の木もすくすくと育ち続けたそうです。
という話です。残念ながら、当時の松は切られてしまっていますが、切られるまで実際に松の上に鉢が乗っかっていたそうです。
東光寺(静岡市清水区横砂)には、そんな有名な物はありません。
しかし、木の上の乗ったホウキは発見することができるかもしれません。
これです。

見にくいかもしれませんので拡大します。

これには深い訳があるのです・・・

秋も深まり、庭の木も紅葉が進みます。

落ち葉などを掃除していると、蜘蛛の巣に引っかかります。
今年は随分と蜘蛛の巣に引っかかるなぁと感じながら上を見上げると大量の蜘蛛の巣があることに気が付きました。

そこで、手に持っていたほうきを使い蜘蛛の巣をどかしていきました。
しかし、どうしても高い場所は手が届きません。本来ならば長い棒を持って来れば良いのですが、横着をしてほうきを投げてみたのです。
すると、驚くべきことに
見事にほうきが木に引っかかってしまったのです。
恥ずかしい限りです・・・・
その後、ほうきを救出するだけでなく、当たり前のことを、当たり前にすることの大切さを知ることができました・・・・
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