道はどこにでもあり、どこにでも続いている

ある山に登ったときのことです。
頂上に着くと珍しい「道しるべ」がありました。

札幌 東京 福岡 ・・・
さらに

アメリカ フィリピン ヨーロッパ
この場所からどこにでも行ける気になります。
しかし、考えてみれば
「今、ここ」から見れば地球上のあらゆる場所は「あっち」だとか「こっち」だと指さすことができます。
「今、ここ」こそが世界の中心なのだと気が付かされました。
禅の言葉(禅語)に
至道無難 唯嫌揀択
【しどうぶなん ゆいけんけんじゃく】
という言葉があります。
究極の真理と言っても 決して難しいことではない。 ただ好き嫌いを嫌う
ことを言います。
偏見などの色眼鏡を外してみれば、大切なことが見えてくるものです・・・
私達はどこへ行くのか、どこへ行きたいのか、
「今、ここ」が世界の中心なのだから、どんな場所にでも行けるはずです。
いきたい場所へ行けないのは、自分達で勝手に「できるはずがない」などと考えてしまっているからだ! と「道しるべ」に教えてもらった気がします・・・
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