初期不良との出会い
「有り難い」が「当たり前」になってはいけない!
感謝の気持ちが薄れ、謙虚さがなくなるからである。
以前、ある和尚様に教えていただいた言葉です。
先日、小さなパソコン(タブレット端末)を購入しました。
電子機器が好きな私は楽しみに電源を入れてみました。
すると・・・・

なんと画面に不具合が!!
購入したお店に問い合わせをすると、ある解決方法を提示していただきました。
さっそく実行すると・・・・

症状は悪化・・・・
一度も使っていないのに修理へと旅立っていくことになりました・・・
考えてみますと初めてパソコンを買ってから約20年、
個人用に複数のパソコンや周辺機器だけでなく、職場でのパソコンやプリンタ、コピー機、ハードディスク、細かな周辺機器などなど担当者として多くの電子機器を購入してきました。
初期不良の商品との出会いは初めてです。
正直、腹が立ちましたし、心の中で「この会社の商品は二度と買うものか!」と考えてしまいました。
しかし冷静に考えてみれば最近の私は、
「購入した商品はしっかりと動いて当たり前」
と、感謝の気持ちを持たずに多くの商品と向き合っていたことに気が付きました。
「有り難い」が「当たり前」になってはいけない!
言葉は知っていたのに実行ができていなかったのです。
初期不良の商品との出会いのおかげで自分自身の修行不足を痛感することができました。
感謝の気持ちを持って、近いうちに修理に旅立つ小さなパソコンとの再会を待っていようと思います。
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