永遠の命は存在するのか!!?

仏教聖典の中には
私達は仏様が王子として生まれ、
出家して悟りを得たのだと信じているが、
実は仏と成ってから限りのない時間が過ぎている。
限りのない時間、仏は常にこの世にある。
といった言葉があります。
一般的に「仏様」という言葉を聞くと「亡くなった人」と感じることが多いのではないでしょうか。
しかし、「仏」とは本来、「悟った人」という意味です。
生きていなくては悟ることはできませんので、「仏様」は亡くなった人ではなく「生きている」と考えた方が自然です。
そして長い年月がたった現在にまで、仏様となったお釈迦様の大切な教えは御弟子様へと伝えられ、次の御弟子様、次の次の御弟子様へと現代の私達にまで伝えられました。この教えこそが仏様本来の姿なのです。

私達は、「命」と聞くとどうしても自分の肉体を思い浮かべるため、仏様と言う言葉に対してもお釈迦様の肉体的な部分を思い浮かべてしまうのです。
しかし、仏教では
お釈迦様から伝わる教えが仏様本来の姿であり、同時にこの教えこそが「命」そのものなのです。

ですから、お釈迦様の教えが伝わっている現代にも仏様の命は確かに存在し、それは、今後も仏様の命が今後も永遠につながっていくことを示しているのです。
私自身は「命」と言われたときに「自分自身の命」と捉えがちですが仏教聖典の
仏は常にこの世にある。
という言葉に触れたとき、個別の「命」ではない「大いなる命」とも言うべき永遠の命は存在するのだと感じることができました。
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