月はどこにあるのか②・・・・
仏教では、人は生まれたときから仏様と同様に尊い心を頂いていると説き、その尊い美しい心を「月」に例えることがあります。

そして、仏教聖典には
月は山にも川にも池の中にも葉っぱの上の水滴にまで現れる。
月を見る人によって月は異なる。
仏様も人々によって様々な姿を見せるが、永遠に存在することは変わらない。
と示されています。
月の光は山に降り注ぎ、川を照らします。

また、月は水に反射しますのでコップの水に映ります。もちろん手に溜めた水にも月は映ります。

しかし、
心が乱れ雲がかかれば月の光は山や川に届かなくなり、
水が波立ってしまっても月を映し出すことができなくなります。

月は常にあるのです。
その姿を感じるために、心を調えることが大切になるのです・・・・
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