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月はどこにあるのか・・・・

 仏教では、人は生まれたときから仏様と同様に尊い心を頂いていると説き、その尊い美しい心を「月」に例えることがあります。






500月はそこにある1






仏教聖典にも




月が隠れると、人々は月が沈んだといい、月が現れると、人々は月が出たという。

しかし月は常にある。月が満ちるとか、月が欠けると人々はいうが、月は常に満ちている。

仏様も同様である。






とあります。





500月はそこにある2

「こまめ」の心にも月(尊い心)があります。







500月はそこにある3


心に月がある「こまめ」も月を見ることが出来ます。





どっちが本当の月なのでしょうか!?





両方とも本当の月なのです。





尊い心は命あるものすべてにあるので、どこを見ても月と出会うことがあります。





そして、尊い心が自分の中だけにあるのではなく全ての命の中にあることを実感することが出来たとき、全てが一体化することが出来るのだと思います。







500月はそこにある4


お互いを想い、お互いが心を調えることで、尊い心を実感し、お互いが一体化していくはずなのです!!

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人物紹介

新米和尚

Author:新米和尚
横山友宏
東光寺 副住職
【静岡市清水区横砂】

中学校で理科を教えていた男がある日突然和尚になった。(臨済宗妙心寺派)そんな新米和尚による、仏教やお寺についての紹介をします。 気軽に仏教やお寺に触れていただければと思います。


元:中学校教師
  (理科・卓球担当)

現:臨済宗妙心寺派の和尚
2人の娘の父親であり、育児にも積極的に参加し!?失敗を繰り返す日々を送る、40代を満喫しようとしている どこにでもいる平凡な男

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