助ける方法
仏教の話しには、よく 「例え話」 が登場します。
そんな例え話の1つに溺れる人を助ける話があります。

ある海で溺れている人がいました。
溺れている人を発見した時はどうしたら良いのでしょうか。

気が付いた人が、岸などの安全な場所から
「あのね、溺れそうなときには、落ち着いてゆったり泳いだ方がいいよ」

といくら話しかけても、溺れている人の役にはなかなか立たないでしょう。
それよりも大切なことは

まず飛び込むことです。

飛び込めば、溺れている人を助けることが出来るのです。
この話しの「海」は、私達が普段から生活をしている世界のことです。この世界は悩みの多い世界です。
そのため、悩みが無くなることはなく次から次へと悩みが発生をしてしまいます。
そして自らが作り出した悩みに溺れてしまうのです。
この話しの「岸」は悟りの世界を意味し、溺れているひとに気が付くのが仏様です。
これらのことを考えこの話しを短い言葉でまとめると
迷いの海に沈んでいる人々を助けるために、どんなに岸から呼びかけても助けることはできない。
だから仏は自ら迷いの海に飛び込んで助けようとする。
(仏教聖典)
となるのです。
少し、別の角度から考えますと、
悩み苦しんでいる人のために、自分もその中に飛び込んで助けようとする姿こそが「仏」なのです。
生まれたときから尊い「仏様の心」を持って生まれると言われている私達の本来あるべき姿である
「共に笑い、共に苦しみ、共に生きていく」
ということを示しているのではないでしょうか。
そんな例え話の1つに溺れる人を助ける話があります。

ある海で溺れている人がいました。
溺れている人を発見した時はどうしたら良いのでしょうか。

気が付いた人が、岸などの安全な場所から
「あのね、溺れそうなときには、落ち着いてゆったり泳いだ方がいいよ」

といくら話しかけても、溺れている人の役にはなかなか立たないでしょう。
それよりも大切なことは

まず飛び込むことです。

飛び込めば、溺れている人を助けることが出来るのです。
この話しの「海」は、私達が普段から生活をしている世界のことです。この世界は悩みの多い世界です。
そのため、悩みが無くなることはなく次から次へと悩みが発生をしてしまいます。
そして自らが作り出した悩みに溺れてしまうのです。
この話しの「岸」は悟りの世界を意味し、溺れているひとに気が付くのが仏様です。
これらのことを考えこの話しを短い言葉でまとめると
迷いの海に沈んでいる人々を助けるために、どんなに岸から呼びかけても助けることはできない。
だから仏は自ら迷いの海に飛び込んで助けようとする。
(仏教聖典)
となるのです。
少し、別の角度から考えますと、
悩み苦しんでいる人のために、自分もその中に飛び込んで助けようとする姿こそが「仏」なのです。
生まれたときから尊い「仏様の心」を持って生まれると言われている私達の本来あるべき姿である
「共に笑い、共に苦しみ、共に生きていく」
ということを示しているのではないでしょうか。
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