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悲しんではならない・・・

500ブログ 悲しむな 私は 死なない1

お釈迦様は亡くなる前に説いた最後の教えの中で





 「私の終わりはすでに近い。しかし、いたずらに悲しんではならない。肉体は滅びても教えが滅びることはない。」





と、話されたそうです。





500ブログ 悲しむな 私は 死なない2






誰でも、大切な人が亡くなる時、悲しまずにはいられません。





悲しんではいけないと言われても、悲しんでしまうはずです。そのため、お釈迦様は





肉体は滅びても教えが滅びることはない。





と続けられたのだと思います。






500ブログ 悲しむな 私は 死なない3





お釈迦様の教えは、その後お経や様々な仏様へと姿や形を変えて現在の私達にまで伝わっています。





大切なお釈迦様の教え、つまり仏教は私達を





500ブログ 悲しむな 私は 死なない4

お釈迦様のような慈悲の心で私達を見守ってくださったり







500ブログ 悲しむな 私は 死なない5

厳しい目で私達を見守ってくださったり、






500ブログ 悲しむな 私は 死なない6

あらゆる苦しみの世界でも寄り添ってくださります。





これら、多くの支えによって私達は悲しみの世界に入り込んでしまったとしても、抜け出してくることが出来るのです。






しかし、悲しみの世界に入り込んでしまったときに、ただ時間が過ぎれば悲しみが消えていくことはありません。






では、どうしたら良いのでしょうか。





その答えこそが、





滅びることのない教えを大切にすることなのです。






500ブログ 悲しむな 私は 死なない7

仏教の教えを実践することなのです。




坐禅、写経、先祖供養やお参り・・・・




様々な実践がお寺にはあります。もちろん、お寺にだけあるわけでもありません。いつでも、どこでも時間や場所にこだわることなく実践をすること大切なのです。







時間が悲しみを和らげるのではなく、悲しみの時間の中で何を実践していくのかで、悲しみと共存し生きていくことが出来るのではないでしょうか。
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人物紹介

新米和尚

Author:新米和尚
横山友宏
東光寺 副住職
【静岡市清水区横砂】

中学校で理科を教えていた男がある日突然和尚になった。(臨済宗妙心寺派)そんな新米和尚による、仏教やお寺についての紹介をします。 気軽に仏教やお寺に触れていただければと思います。


元:中学校教師
  (理科・卓球担当)

現:臨済宗妙心寺派の和尚
2人の娘の父親であり、育児にも積極的に参加し!?失敗を繰り返す日々を送る、40代を満喫しようとしている どこにでもいる平凡な男

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