悪を遠ざける 【仏教聖典 最後の教え】
仏教聖典などを読んでいると、お釈迦様は亡くなる前に説いた最後の教えの中で
「心を調えることが大切です。そのために貪ることをやめ、怒りをなくし、悪を遠ざける必要があるのです。」
といった内容が書いてある箇所があります。
心を調えることの大切さと、その実践方法が書かれているように感じます。
私達の中には・・・・

心を調えようとすると、その邪魔をする心と、

調った心があります。

調った心と、邪魔をする心は混在をしています。

心は常に変化しているので、心を乱す悪い心が前面に出てきてしまうことがあります。

では、心を乱す存在が「調った心」に急に変化することは可能なのでしょう。
もちろん難しいことです。
では、悪い心とはどのように付き合っていけば良いのでしょうか。その答えが
悪を遠ざける必要がある
と表現されているのではないでしょうか。

乱れる心の存在を認めることで、初めて遠ざける努力ができる
遠ざける努力をするからこそ、乱れる心が遠くなり小さくなる。
存在を消すことはできないが、影響は小さくなる。

消すことが出来ないとは共存すこと、共に生きることだとも言えます。
どうしても嫌なことや辛いことがあると、
「嫌なことは無くなればいいのに・・・」
と、無くならないものを無くそうと無理な目標をもってしまいがちです。
無理な目標を持ってしまうと、より一層苦しむことになります。
以前、物理学の先生が
「1gの物質を消すためには想像を絶するエネルギーが必要である」
と話してくれたことを思い出します・・・
無くすのではなく、遠ざける
この表現は、私達がより良く生きる為に実践しやすい大変的確な言葉だと感じています。
「心を調えることが大切です。そのために貪ることをやめ、怒りをなくし、悪を遠ざける必要があるのです。」
といった内容が書いてある箇所があります。
心を調えることの大切さと、その実践方法が書かれているように感じます。
私達の中には・・・・

心を調えようとすると、その邪魔をする心と、

調った心があります。

調った心と、邪魔をする心は混在をしています。

心は常に変化しているので、心を乱す悪い心が前面に出てきてしまうことがあります。

では、心を乱す存在が「調った心」に急に変化することは可能なのでしょう。
もちろん難しいことです。
では、悪い心とはどのように付き合っていけば良いのでしょうか。その答えが
悪を遠ざける必要がある
と表現されているのではないでしょうか。

乱れる心の存在を認めることで、初めて遠ざける努力ができる
遠ざける努力をするからこそ、乱れる心が遠くなり小さくなる。
存在を消すことはできないが、影響は小さくなる。

消すことが出来ないとは共存すこと、共に生きることだとも言えます。
どうしても嫌なことや辛いことがあると、
「嫌なことは無くなればいいのに・・・」
と、無くならないものを無くそうと無理な目標をもってしまいがちです。
無理な目標を持ってしまうと、より一層苦しむことになります。
以前、物理学の先生が
「1gの物質を消すためには想像を絶するエネルギーが必要である」
と話してくれたことを思い出します・・・
無くすのではなく、遠ざける
この表現は、私達がより良く生きる為に実践しやすい大変的確な言葉だと感じています。
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