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寺子屋を辞書で調べてみました・・・

東光寺(静岡市清水区横砂)では毎年夏休みに小中学生がお寺で1日を過ごし、様々なことを学ぶ「寺子屋体験」を行っています。




500寺子屋体験 自習時間160729






寺子屋【てらこや】の本来の意味を仏教語辞典で調べると





室町中期に始まり、江戸中期以降急増した庶民のための初等教育機関。

寺子屋は都市ついで農村でも民家などを教場として開設。師匠には平民が多く,ほかに武士・僧侶・医師などがいた。

民衆自身の生活の必要から設立され,幕府や藩は干渉も奨励もほとんど行わなかった。







と書いてありました。





 自分達が学びたい、子供に学ばせたいと感じたからこそ設立された「寺子屋」の歴史を知ると、仏教のことをもっと多くの子供に知って欲しい、触れてほしいという願いで始まり、学んで欲しいと感じてくださる保護者が子供を通わせてくれうるからこそ継続し発展している東光寺の「寺子屋体験」に相通じるものがあると感じます。





 
寺子屋の語源をしることで、多くの御縁によって現在の寺子屋体験があるのだと改めて感じるとともに、この御縁を大切にしていかなくてはならないとも感じました。
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人物紹介

新米和尚

Author:新米和尚
横山友宏
東光寺 副住職
【静岡市清水区横砂】

中学校で理科を教えていた男がある日突然和尚になった。(臨済宗妙心寺派)そんな新米和尚による、仏教やお寺についての紹介をします。 気軽に仏教やお寺に触れていただければと思います。


元:中学校教師
  (理科・卓球担当)

現:臨済宗妙心寺派の和尚
2人の娘の父親であり、育児にも積極的に参加し!?失敗を繰り返す日々を送る、40代を満喫しようとしている どこにでもいる平凡な男

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