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七夕に何を願うのか

保育園に通う娘が七夕飾りを笹に結んでいました。




500七夕に何を願う160704
※写真はイメージです・・・




どうやら願い事が書いてあるようです。




願いは様々で、




「○○になりたい」

「○○が欲しい」

「○○へ行きたい」





などなど・・・




実に可愛らしい願い事が書いてあります。




しかし、ふと疑問に感じたことがありました。





なんで七夕になると願いを書くのだろうか?




クリスマスに書く願い事はサンタクロースに届くように、七夕のときに書いた願いはどこに届くのだろうか?




そんなことを考えながら娘の七夕について書かれた絵本を読んでいて衝撃を受けました。




(以下絵本から引用)

こうして、7月7日は、二人が会える大切な日となったのです。

でも、その日に雨が降ると、川はあふれて、二人は会えなくなってしまいます。

そこで、織り姫と彦星のために、地上の人達は願い事を書いた短冊を竹にかざるようになりました。

「二人が、無事に会えますように」と


これが七夕の始まりなのです。


(以上絵本から引用)





「二人が、無事に会えますように」





七夕が自分の幸せではなく、誰かの幸せを願う行事だと言うことを知りました。



誰かの幸せを願い、その願いが叶うことで自分も幸せを感じる。

誰かの幸せを願い、その願いが叶うことで、幸せの連鎖が続いていく。





とても、大切なことを教えてくれている気がします。





これからは、七夕に願い事を書く機会があれば、「二人が、無事に会えますように」と書こうと思います・・・
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人物紹介

新米和尚

Author:新米和尚
横山友宏
東光寺 副住職
【静岡市清水区横砂】

中学校で理科を教えていた男がある日突然和尚になった。(臨済宗妙心寺派)そんな新米和尚による、仏教やお寺についての紹介をします。 気軽に仏教やお寺に触れていただければと思います。


元:中学校教師
  (理科・卓球担当)

現:臨済宗妙心寺派の和尚
2人の娘の父親であり、育児にも積極的に参加し!?失敗を繰り返す日々を送る、40代を満喫しようとしている どこにでもいる平凡な男

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