スマホと合掌

スマートフォンと呼ばれる便利な道具を持つ人が増えています。
私は横文字を見ても、直接的に意味が頭に入ってこないので「日本語」に置き換えて考えます。
スマートフォンとは 携帯電話の機能がついた小型コンピュータです。
コンピュータも横文字・・・
コンピュータとは高機能な計算機です。
この高機能な計算機を使い、私達は多くの作業をするようになりました。
写真や文書など、様々な情報を処理するのです。
そして、一般的に使われる言葉として「コンピュータ」を「パソコン」と認識している人も多くいます。
以前から使われているパソコンで、手軽に動かすことが困難な据え置き型のコンピュータを「デスクトップ」と言ったりもします。
そして、手帳のように持ち運びが便利になり、文字を入力するための道具であった「キーボード」すらなくなったコンピュータを「タブレット」と呼んだりします。
これら、デスクトップやタブレットは様々な作業をすることができますが、その中のひとつに「インターネットへの接続」があります。
パソコン、デスクトップ、タブレット、インターネット、そしてクラウド
聞いたことがある言葉だけど意味が良く分からない横文字ばかりの言葉・・・
子供に説明するときには「日本語」に置き換えながら「例え話」にします。
パソコン、コンピュータは「家」
だから、家にも様々な種類があって
デスクトップは土地付き一軒家
タブレットはアパート
クラウドは貸倉庫
インターネットは、一軒家やアパート、そして貸倉庫を結ぶ「道」
と例えることができます。
クラウドという貸倉庫に必要な荷物を預けておけば、一軒家からでも、アパートからでも荷物を取りに行くことができます。そんな例えです・・・・・
先日、知人に秀逸な例え話を紹介してもらいました。
母
「仏壇のじいちゃんに挨拶した?」
子供
「仏壇に挨拶したらいいの? 墓に挨拶したらいいの?」
母
「仏壇はタブレット、墓はデスクトップ、おじいちゃんの心はクラウドに保存されている。」
子供
「納得!」
と、いった内容だったように記憶しています。
タブレットからでもデスクトップからでもクラウドに接続することができるように、仏壇でもお墓でも おじいちゃんに会うことはできるのです。
そして、最近ではスマートフォンでクラウドに接続する方が増えてきています。
ですから、この秀逸な例え話を見て、一言追加したくなりました。
合掌はスマホ、仏壇はタブレット、墓はデスクトップ、おじいちゃんの心はクラウドに保存されている。
いつでも、どこでも、心を調え合掌をすればおじいちゃんに会えるのです!
スマホの最大の特徴は「携帯」することができるコンピュータであること。
合掌の最大の特徴も「携帯」を超えた携帯しやすさです。
そして、スマホには電気の充電が必要なように、合掌にには心の充電(心を調える)が必要なことも興味深い共通点のように感じました!