子供に坐禅会で話したこと 第119番
※諸事情により5月16日より子供坐禅会(平成26年夏休み:テーマは白隠禅師坐禅和讃)で話した内容を連続して紹介させていただきます。
東光寺(静岡市清水区横砂)の子供坐禅会では毎回お寺や仏教に関係する話しをしています。
そして、話の内容にあった「仏教豆知識シール」を参加者に配布しています。
自分自身の備忘録も兼ねて紹介させていただきたいと考えています・・・・
※以下の内容は子供向けに話したものです。
仏教豆知識シール 第119番
題名 【念仏懺悔修行等】

夏の子供坐禅会は、みんなでお唱えする「白隠禅師坐禅和讃」のお話をしていきます!
坐禅和讃は
衆生本来仏なり 【 しゅじょう ほんらい ほとけなり 】
といって、
「み~んな、仏様のような美しい心を産まれたときからもっています。」
と始まるお経です。
さっき、みんなでお唱えしたから なんとなく分かると思うけど今日は、
念仏懺悔修行等【 ねんぶつ さんげ しゅぎょう とう 】
という部分を紹介します。
シールにも書いてあるように、この部分は
お参りや修行、普段の生活を見つめ直し、悔い改めて(反省)今後の行いを正しいものにし、良い行いをしていこうと誓う布薩会など
と書いてあります。
ここだけ読むと、 何をいっているんだ?
となると思います。
昨日のシール(118番)を見せたときに
みんなで仲良く暮らしていくためには・・・
人に優しく 自分に厳しく することが大切です!
と言いました。 この言葉の続きが
念仏懺悔修行等【 ねんぶつ さんげ しゅぎょう とう 】
です。つまり、みんなで仲良く暮らしていくためには・・・
お参りや修行も大事だよ!
と書いてあるのです。
人に優しくするために、そして自分に厳しくするためにも
お参りや修行、そして懺悔【さんげ】や布薩【ふさつ】をしましょう! という話です。
お参りをすると、心が優しくなれるから 人にも優しくなれそうだよね。
修行をすれば、自分に厳しくなれそうだよね。
じゃあ、懺悔と布薩ってなんだろう。
懺悔は、自分が悪いことをしてしまったことを思い出して「ごめんなさい」と謝ること。
布薩は、「これからがんばります!見ていてください!!」と仏様と約束することです。
悪いことをしたら謝る
これ、当たりまえ!でも難しい。 みんなはいつも悪いことをしたらすぐに謝れる?
たまに謝れないことはない?
和尚さんは子供の頃よくありました。
おもちゃを壊したりして、先生や大人に
「なにやってるんだ!」
って言われると
「ごめんなさい」と言わなきゃいけないのに、つい
「だって、あいつも悪いんだよ!」
って言っていました・・・
だめだよね。自分に甘いよね。
でも、なんですぐに謝れなかったのかって考えると、謝る習慣がなかったのだと思います。
すぐに、「ごめんなさい」と言えるようにするためには練習が必要なんです!
話しは少し変わるけど、みんなは体は柔らかい?
固い人も、柔らかい人もいるよね。
実は赤ちゃんってお母さんのおなかから出てこなきゃいけないから、体はとっても柔らかいんです。
でも生まれた後、全然体操をしないと どんどん体は固くなってしまいます。
つまり、毎日体操をしていると体は柔らかいままでいられます。
では、固くなった体は二度と柔らかくならないのでしょうか。
そんなことはありません。
大きくなってからでも体操をすれば柔らかくなります。
謝る練習も同じです。
小さいときには素直な心があって、悪いことをしたらすぐに謝れます。
でも大きくなってくると、なかなか謝れなくなります。
謝れなくなったら、二度と謝れないのか。
そんなこともありません。練習をすれば、素直に謝れるようになるのです。
みんなで仲良く暮らしていくためには・・・
人に優しく 自分に厳しく することが大切です!
と初めに話しをしました。
素直に謝ることも 人に優しく 自分に厳しくする第1歩であることは間違いありません!!
東光寺(静岡市清水区横砂)の子供坐禅会では毎回お寺や仏教に関係する話しをしています。
そして、話の内容にあった「仏教豆知識シール」を参加者に配布しています。
自分自身の備忘録も兼ねて紹介させていただきたいと考えています・・・・
※以下の内容は子供向けに話したものです。
仏教豆知識シール 第119番
題名 【念仏懺悔修行等】

夏の子供坐禅会は、みんなでお唱えする「白隠禅師坐禅和讃」のお話をしていきます!
坐禅和讃は
衆生本来仏なり 【 しゅじょう ほんらい ほとけなり 】
といって、
「み~んな、仏様のような美しい心を産まれたときからもっています。」
と始まるお経です。
さっき、みんなでお唱えしたから なんとなく分かると思うけど今日は、
念仏懺悔修行等【 ねんぶつ さんげ しゅぎょう とう 】
という部分を紹介します。
シールにも書いてあるように、この部分は
お参りや修行、普段の生活を見つめ直し、悔い改めて(反省)今後の行いを正しいものにし、良い行いをしていこうと誓う布薩会など
と書いてあります。
ここだけ読むと、 何をいっているんだ?
となると思います。
昨日のシール(118番)を見せたときに
みんなで仲良く暮らしていくためには・・・
人に優しく 自分に厳しく することが大切です!
と言いました。 この言葉の続きが
念仏懺悔修行等【 ねんぶつ さんげ しゅぎょう とう 】
です。つまり、みんなで仲良く暮らしていくためには・・・
お参りや修行も大事だよ!
と書いてあるのです。
人に優しくするために、そして自分に厳しくするためにも
お参りや修行、そして懺悔【さんげ】や布薩【ふさつ】をしましょう! という話です。
お参りをすると、心が優しくなれるから 人にも優しくなれそうだよね。
修行をすれば、自分に厳しくなれそうだよね。
じゃあ、懺悔と布薩ってなんだろう。
懺悔は、自分が悪いことをしてしまったことを思い出して「ごめんなさい」と謝ること。
布薩は、「これからがんばります!見ていてください!!」と仏様と約束することです。
悪いことをしたら謝る
これ、当たりまえ!でも難しい。 みんなはいつも悪いことをしたらすぐに謝れる?
たまに謝れないことはない?
和尚さんは子供の頃よくありました。
おもちゃを壊したりして、先生や大人に
「なにやってるんだ!」
って言われると
「ごめんなさい」と言わなきゃいけないのに、つい
「だって、あいつも悪いんだよ!」
って言っていました・・・
だめだよね。自分に甘いよね。
でも、なんですぐに謝れなかったのかって考えると、謝る習慣がなかったのだと思います。
すぐに、「ごめんなさい」と言えるようにするためには練習が必要なんです!
話しは少し変わるけど、みんなは体は柔らかい?
固い人も、柔らかい人もいるよね。
実は赤ちゃんってお母さんのおなかから出てこなきゃいけないから、体はとっても柔らかいんです。
でも生まれた後、全然体操をしないと どんどん体は固くなってしまいます。
つまり、毎日体操をしていると体は柔らかいままでいられます。
では、固くなった体は二度と柔らかくならないのでしょうか。
そんなことはありません。
大きくなってからでも体操をすれば柔らかくなります。
謝る練習も同じです。
小さいときには素直な心があって、悪いことをしたらすぐに謝れます。
でも大きくなってくると、なかなか謝れなくなります。
謝れなくなったら、二度と謝れないのか。
そんなこともありません。練習をすれば、素直に謝れるようになるのです。
みんなで仲良く暮らしていくためには・・・
人に優しく 自分に厳しく することが大切です!
と初めに話しをしました。
素直に謝ることも 人に優しく 自分に厳しくする第1歩であることは間違いありません!!
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