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大切な言葉がある!


東光寺(静岡市清水区横砂)臨済宗妙心寺派のお寺です。






 この臨済宗妙心寺派では、僧侶はもちろん檀信徒の皆様方が日々の生活を送る中で意識するべきことを「生活信条」と題して説いています。






生活信条とは


一日一度は静かに坐って 身と呼吸と心を調えましょう

人間の尊さにめざめ 自分の生活も他人の生活も大切にしましょう

生かされている自分を感謝し 報恩の行を積みましょう



と言う大切な言葉です。






500生活信条 ホームページ




 私は小さい頃からお寺で生活をしてきましたし、本堂へ行けば「生活信条」は大きな文字で示されていましたが、初めてこの言葉を意識して読んだのは大人になってからでした。





 その時は、


とても良い言葉で、分かりやすく語りかけてくれている


と感じました。




しかし、この時はまだ


1.一日一度は・・・
2.人間の尊さに・・・
3.生かされている・・・


と、1~3のように それぞれが独立した言葉だと考えていました。



 ところが、このように それぞれの言葉が独立しているのではないと ある和尚様に教えていただきました。




生活信条は




静かに坐ることで、心が調い 本来持っている仏様の心を見つめ直すことができる。心が調うからこそ自分の尊さに気が付くことでき、自分の尊さに気が付くからこそ他人の尊さに気が付くこともできる。そして、他人の尊さに気が付いたとき、自分が生かされていることを実感し、感謝せずにはいられない。感謝の気持ちを持つことで、恩を返さずにはいられない。



ということを、今を生きる私たちに教えてくれているのだと知りました。






全ての物事がつながっている






ということまで臨済宗妙心寺派の生活信条は私達に語り掛けれてくれていたのです!
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人物紹介

新米和尚

Author:新米和尚
横山友宏
東光寺 副住職
【静岡市清水区横砂】

中学校で理科を教えていた男がある日突然和尚になった。(臨済宗妙心寺派)そんな新米和尚による、仏教やお寺についての紹介をします。 気軽に仏教やお寺に触れていただければと思います。


元:中学校教師
  (理科・卓球担当)

現:臨済宗妙心寺派の和尚
2人の娘の父親であり、育児にも積極的に参加し!?失敗を繰り返す日々を送る、40代を満喫しようとしている どこにでもいる平凡な男

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