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保育園の親子坐禅体験  【平成27年度】

 先日、東光寺(静岡市清水区横砂)の境内ある袖師保育園の年長組園児たちが坐禅体験にやってきました。




 この日は保護者と一緒です!!


500親子坐禅体験H27



 年に1回の親子坐禅体験です。






 大好きなお母さんが見てくれている、一緒に体験をしてくれるとあって、子供達は多少ソワソワしています。






 しかし、今年度の年長組の園児たちは、非常に姿勢良く静かに座ることができる子供の多い学年でした。






「カチッ」と 坐禅開始の合図がなれば真剣に坐ります!!






 年中組のときに坐禅体験に来てくれたときから、静かに話を聞き、言われたことを実践することができたことを思い出しながら、静かな本堂で一緒に座ることができてうれしかったです。






 3月の開催となった親子坐禅会でしたが、すでに3月1日に園児だけの毎月恒例の坐禅体験は終了していますので、保育園の園児としてクラスでまとまって坐禅に来ることは今回が最後となります。




 坐禅体験では坐禅が終わると少しだけ仏教のことやお経のことなど園児に話しをします・・・


 




 今回は園児達に 





 「坐禅手帳」 を捨てないでね! 






 と話をしました。







 2年間で24回坐禅体験に来た園児たちは、毎月坐禅に来るたびに各自に配られた東光寺特製の「坐禅手帳」に これまた東光寺特製の「仏教豆知識シール」を自分達で貼っていきました。




 お休みをしたり、途中から入園した園児たちもいて貼ったシールの数には違いがありますが、全員に坐禅手帳を配っています。






 坐禅手帳には豆知識シールだけでなく、般若心経などのお経、坐禅の坐り方など様々なことが書いてあります。






  しかし、ふりがながあったとしても、園児や小学校低学年の子供には難しい内容なっています。





ですから






 「よく分からないから、いらない! といって捨てないでね。 もう少し大きくなってから読んでみて、書いてある意味が分かっていらないと感じたら捨ててね!」






と伝えました。






 もう少し彼らが大きくなって、坐禅手帳を見たときに東光寺での坐禅体験や本堂でのお参り、仏教(仏様の教え)に親しんだ幼少期を思い出して、楽しかった気持ちを思い出してくれると信じています。






 そして、さらに成長してから坐禅手帳を見れば、東光寺での坐禅体験や本堂でのお参り、仏教(仏様の教え)に親しんだ幼少期を思い出し、このような体験を保育園でするためには毎日の送り迎えをしてくれた保護者や御家族の支えを感じてくれるのではないでしょうか。






 そんなことを感じた親子坐禅体験でした。



 
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人物紹介

新米和尚

Author:新米和尚
横山友宏
東光寺 副住職
【静岡市清水区横砂】

中学校で理科を教えていた男がある日突然和尚になった。(臨済宗妙心寺派)そんな新米和尚による、仏教やお寺についての紹介をします。 気軽に仏教やお寺に触れていただければと思います。


元:中学校教師
  (理科・卓球担当)

現:臨済宗妙心寺派の和尚
2人の娘の父親であり、育児にも積極的に参加し!?失敗を繰り返す日々を送る、40代を満喫しようとしている どこにでもいる平凡な男

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