枯れ葉と報恩【ほうおん】
臨済宗妙心寺派の生活信条の中に
生かされている自分に感謝し 報恩の行を積みましょう
という言葉があります。
報恩【ほうおん】とは「恩に報いる」ことを言います。
自分が生きていられるのは多くの方のおかげであり、恩に報いる生き方をしましょう
という意味の言葉です。

昔から私達の一生を「葉っぱ」に例えることは珍しいことではありません。
この場合、葉っぱが枯れ、木から落ちていく瞬間を「死」と例えることが多いようです。
では、「葉っぱ」は報恩をしているのでしょうか?
もちろん、しています!
葉っぱは枯れるまで、「光合成」を行っています。
光合成は光りを受けて必要な養分を作り出します。
光 + 水 → エネルギー(養分) + 二酸化炭素
エネルギー(養分)は葉っぱの成長のためだけに使われるのでしょうか?
もちろん、そんなことはありません。
葉っぱで作られた養分は木の幹に運ばれ、木全体の成長にも使われます。
葉っぱ自身が作った養分を「母」や「御先祖様」とも言える「木」に返す
葉っぱ自身が作った養分を「社会」にも例えられる「木」に返す
そして、役割を終えれば木から離れ土に帰る。
「葉っぱ」を「人の一生」に例えて考え、「報恩」という言葉を合わせて考えたとき、私達が普段から目にしている枯れ葉は 報恩をし尽した美しい自然の姿なのだと感じるようになりました。
そして、春になり全ての葉が落ちた木に新芽が芽吹くのを見て、「恩」は途切れることなく繋がっていくのだと感じるようになりました。
生かされている自分に感謝し 報恩の行を積みましょう
という言葉があります。
報恩【ほうおん】とは「恩に報いる」ことを言います。
自分が生きていられるのは多くの方のおかげであり、恩に報いる生き方をしましょう
という意味の言葉です。

昔から私達の一生を「葉っぱ」に例えることは珍しいことではありません。
この場合、葉っぱが枯れ、木から落ちていく瞬間を「死」と例えることが多いようです。
では、「葉っぱ」は報恩をしているのでしょうか?
もちろん、しています!
葉っぱは枯れるまで、「光合成」を行っています。
光合成は光りを受けて必要な養分を作り出します。
光 + 水 → エネルギー(養分) + 二酸化炭素
エネルギー(養分)は葉っぱの成長のためだけに使われるのでしょうか?
もちろん、そんなことはありません。
葉っぱで作られた養分は木の幹に運ばれ、木全体の成長にも使われます。
葉っぱ自身が作った養分を「母」や「御先祖様」とも言える「木」に返す
葉っぱ自身が作った養分を「社会」にも例えられる「木」に返す
そして、役割を終えれば木から離れ土に帰る。
「葉っぱ」を「人の一生」に例えて考え、「報恩」という言葉を合わせて考えたとき、私達が普段から目にしている枯れ葉は 報恩をし尽した美しい自然の姿なのだと感じるようになりました。
そして、春になり全ての葉が落ちた木に新芽が芽吹くのを見て、「恩」は途切れることなく繋がっていくのだと感じるようになりました。
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