お経って何!? 読むと何かいいことあるの?

ひらがなとカタカナが読めるようになった娘が絵本を自分で読むようになりました。
読んでいる本は、娘が小さい頃から目にしていた絵本です。
言葉も分からない頃は絵本を「見て」楽しんでいました。
少し成長すると絵本を読んでもらい「聞いて」楽しむようになりました。
そして、文字が読めるようになると「音読をして」楽しんでいます。
内容が理解できていなくても一生懸命、絵本を読む娘を見ていると
「お経って何? 意味あるの?」
と質問をした若者を思い出します。 この若者は「お経は漢字がいっぱいで意味が分からないし、呪文みたいで怖い」とも言っていました。
確かに、私も漢字ばかりが書いてある経本を見ると「????」となってしまうこともあります。
しかし、 「お経って何? 意味あるの?」という質問に対する「言葉による答え」は用意されています。その答えは
仏教の大切な教えが書かれたものこそがお経であり、お経には様々な功徳があると言われています。
お経は 「見る」 「聞く」 「読む」 「写す」 「伝える」 など、何をしても功徳があると言われています。
そして例えお経の内容が理解できなくても、一生懸命にお経を読むことが大切だとも言われています。
というものです・・・・
また、絵本と一体化するのではないかと感じるほど必死になって絵本を読む娘を見ていると、
・絵本を読めるようになって褒められたい
・絵本を読むことによって知識を深めたい
・絵本を読んで楽しくなりたい
といった「効果」を気にしているとは思えません。ただただ一生懸命に絵本を読んでいます。
この一生懸命な姿勢こそが、お経と接するときの姿勢であり、 「お経って何? 意味あるの?」という質問に対する実践的な答えだと感じます。
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