何を見て、何を聞いて、何を言うのか・・・・

今年【平成28年】は猿年です。
「猿」があちらこちらにあふれています・・・・

あそこにも猿が、ここにも猿が・・・・
日本で有名な猿と言えば、
シャーロットでしょうか!??
やはり 日光 東照宮「三猿」ではないでしょうか。
東光寺にも いただいた 三猿が飾ってあります。

3匹の猿は 見ざる聞かざる言わざる を表現しており
自分にとって都合の悪いことや相手の欠点を、見たり聞いたり言わないほうがよいという戒めを表しています。
ある和尚様が
「悪いものを 見ない 聞かない 言わない」 というのは道徳的な教えであり、
「良いものを 見て 聞いて 伝える」 だけではちょっと物足りない。
仏教的な考え方では 「 こだわりのない心で 見て 聞いて 伝える 」 ことが大切だ!
と話をしているのを聞いたことを思い出しました。
眼も耳も口も 、 全ては私達の「心」と直結しています。
心がよどめば眼で見ている世界もよどんで見えます。
心がざわざわと落着かない状況になれば 耳に入る音は落着きのないものとなります・・・・
全ては自分自身の心に原因があり結果につながっていきます。
まずは自分の心を調えることの大切さを 「猿」 を見るたびに思い出していこうと決心を固めました
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