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仏前結婚式は良いものです!!


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本日、仏前結婚式の司会をさせていただきました。



いつも大変お世話になっている和尚様が結婚をされ、そのお手伝いをさせていただくことができました。




自分自身も仏前での結婚式でしたが、まだまだ知らないことが多く、今回の結婚式でも多くのことを学ばせていただきました。



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大変まじめな新郎様と、明るくほがらかな新婦様の人柄が出る暖かな結婚式に立ち会えたことができた御縁に感謝しています。





また、仏前結婚式を少しでも多くの方に知ってもらいたいという新郎様の思いから、今回の結婚式をプロのカメラマンの方が撮影をしてくれていました。撮影された映像は今後編集されるとのこと、ぜひ一度私も見させていただきたいと、今から楽しみにしています。




※ちなみに東光寺(静岡市清水区横砂)のホームページにも仏前結婚式を紹介するページを作っていますので、動画はありませんが興味のある方は是非ご覧ください。

ここで何が行われるのでしょうか?


ここで何が行われるのでしょうか?

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入り口には「てるてる坊主」
しかも、かなり大きめです。
私が今まで見てきた「てるてる坊主」とは明らかに大きさが違います。
まるで、鶏の卵(50g程度)とダチョウの卵(1.5kg程度)ほどの違いがあります・・・







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室内には紅白のお餅が2組と







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紅白の「ちいちい餅」
※ちいちい餅は地元の名産







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場所は お寺







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正面に掛け軸。 赤いロウソクも見えます






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そして、指輪









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指輪の奥には数珠【じゅず】







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そうです!!ここは仏前結婚式の会場です。
詳しくは次回以降のブログでも紹介をさせていただきますが、本日近隣寺院の結婚式および結婚披露宴に参加させていただくことができました。





かなり大きめの「てるてる坊主」のおかげもあり!?、晴天に恵まれた中での温かみのあるの結婚式と結婚披露宴でした。






とってもありがたい御縁をいただいたことに感謝いたしています!


※以前紹介した「仏前結婚式」はこちらもご覧ください

仏前結婚式から現在のお寺の在り方を考えさせられる

ありがたい御縁をいただき、数ヶ月後に「仏前結婚式」の司会をさせていただくことになりました。




私のような未熟者に人生の晴れ舞台である結婚式の司会を任せくださる新郎の度胸に頭が下がります。




仏前結婚式は普段からお参りをしている仏様、そして両家の御先祖様に見守られて行う伝統ある温かい結婚式です。




これまで仏前結婚式について、




このブログで紹介させていただいたり
※仏前結婚式についてまとめてある記事はこちらです




東光寺(静岡市清水区横砂)のホームページでも紹介をさせていただいたり、




お寺で婚活「いちえの会」で仏前結婚式を紹介させていただいたり




と力不足ながらも広報活動をしてまいりました。





仏前結婚式の司会も数回経験をしていますが、間違いや、もっと分かりやすい説明があるかもしれませんので参考資料を新たに入手したり、既存の資料を改めて読んだりしてみました。





目にとまったのは






50040年前の仏前結婚式の資料を読んで感じること




「仏前結婚式のしおり」という昭和48年10月15日に臨済宗妙心寺派宗務本所花園会本部から発行された本です。




妙心寺だけでなく同じ臨済宗の円覚寺、建長寺、南禅寺での結婚式の様子が収められており、分かりやすい資料です。





結婚式について資料としても分かりやすいものですが、最後に書かれている文章に目が止まりました。




45年ほど前の文章にあるアンケート結果とその考察です。




若い当事者に仏前結婚式について賛成か反対か、そしてその理由を尋ねたそうです。




具体的な数字は出ていませんが、結果としては賛成派が多かったようです。賛成の理由には





お寺の雰囲気が好き

式典が厳粛だから

皆と違ったことがしたい

尊敬する住職だから






と言ったものが紹介されています。また、反対派の意見として





お寺は死を連想させるから

お寺(お坊さん)が嫌い

周囲が反対する

足が痛い

考えたこともない







というものが紹介されています。




このアンケート結果に対して様々な考察がなされていますが、その中で




アンケートで気が付くことは、賛成派の意見の中に「仏教徒なら当然仏前結婚式でなければならない」という答えが見つからないことです。

仏教徒としての自覚を、この若者たちに要求することは難しいことかもしれません。しかし、“生きた仏教”の教化に努めるならば、今こそがチャンスです。







と書いてあります。




この本が発行されてから45年。現在同様のアンケート調査をしたら結果は変わっているのでしょうか。あまり変わっていないかもしれません。むしろお寺の印象は悪くなっているかもしれません。



つまり、文章中の言葉を借りるのであれば、今も「チャンス」なはずなのです。





今回、司会を務めさせていただく仏前結婚式では参列してくださる一般の方に少しでも仏前結婚式の良さお伝えできるように、「しっかりと学び続けていきなさい」と「仏前結婚式のしおり」の発行にご尽力された皆様から背中を押していただいているような気持ちになりました。

増上寺での仏前結婚式を見学させていただきました!

 先日、増上寺で行われた「向源」という仏教のお祭り(世界最大級の寺社フェス)に行ってきたことをブログに紹介をさせていただきました。



 ※寺社フェスについてはこちらをご覧ください。

 


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 その時に、他の講座への参加させていただくため、実際の法要は見学することができませんでしたが、仏前結婚式の会場となる本堂の荘厳【しょうごん:飾りやお供え物】や行列を見させていただくことができました。




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 結婚式が始まる前の広い本堂は静寂に包まれ、非常に落着いた雰囲気でした。





外では多くの観光客の方々などがお参りをしたり、一緒に来た方とおしゃべりをしていますのでガヤガヤとしています。





 しかし、一歩本堂に足を踏み入れれば別世界がそこにはありました。







 東光寺(静岡市清水区横砂)でも仏前結婚式を行いますので、増上寺様の荘厳が気になります。
 

 ※東光寺の仏前結婚式【ホームページ】はこちらを

 ※東光寺の仏前結婚式【ブログ】はこちらをご覧ください。






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結婚式ならではの


紅白のお餅




はもちろん、個人的に仏前結婚式の一番の魅力であると考えている




両家の御先祖様の御位牌





も しっかりと飾られていました。



やはり宗派は違えど同じお釈迦様の教えを日本で伝えてきた仏教は同じなのだと感じました。







 新郎新婦・関係者が本堂へと進む行列も多くの方が見学され、東京のど真ん中で一般の方の仏前結婚式が行われることで仏前結婚式の知名度がまた上がったと喜んでいます。



 多くの方に見守れながら共に結婚式を行う本堂へと歩むお二人を見ながら、私自身、今後も仏前結婚式の知名度が上がるようにできることをさせていただこうと決意させていただきました。

仏前結婚式の布教は難しいのか・・・

 ある日、4歳と6歳の娘が2人で


「結婚式ごっこをしてるのぉ~」



と楽しそうに話しかけてきた。 その時の様子がこちら・・・・




仏前結婚式ごっこ




 6歳の姉が4歳の妹を  「花嫁」 にするために色々なおもちゃを飾り付けてたそうです。




 4歳の娘は大喜び!!




 「ケーキを切るの!!」



 と言って 1人でケーキカットをしたりして喜んでいる・・・・




 「それは結婚披露宴だよ。」とそっと心の中でつぶやいておきました・・・・



 娘達よ、お前達の両親の結婚式は 仏前結婚式 だよ!




 しかも、お前達の両親は自分が経験した仏前結婚式の良さを少しでも多くの人に知ってもらおうと、ホームページやブログで情報発信しているのだぞ!!!!


 仏前結婚式紹介 【東光寺(静岡市清水区横砂)ホームページ】

 ブログで仏前結婚式紹介




 仏前結婚式の認知度アップには、まだまだ努力が必要だと痛感しました・・・
人物紹介

新米和尚

Author:新米和尚
横山友宏
東光寺 副住職
【静岡市清水区横砂】

中学校で理科を教えていた男がある日突然和尚になった。(臨済宗妙心寺派)そんな新米和尚による、仏教やお寺についての紹介をします。 気軽に仏教やお寺に触れていただければと思います。


元:中学校教師
  (理科・卓球担当)

現:臨済宗妙心寺派の和尚
2人の娘の父親であり、育児にも積極的に参加し!?失敗を繰り返す日々を送る、40代を満喫しようとしている どこにでもいる平凡な男

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