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清水に雪が降った!!!!?

とうとう清水に雪が降った!!!!?


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「寒波がきます。警戒をしてください!」

と連日報道されようとも、決して雪が降らないのが清水なのです。



ですから、清水出身の人が県外に移住して雪を見るとついつい興奮して写真を撮ってしまうのです。

私も、大学生になって初めて自分が住んでいる場所に雪が降ったとき、コンビニに使い捨てカメラを買いに走り、大学の構内や下宿を撮影していたら雪以上に冷めた目でジロジロ見られたことを思い出しました。




今回も残念ながら雪は降っていません。

しかし、お寺の駐車場には確かに雪があります。

これはNPO法人 "創造の集い なずな" 様がお寺の境内にある保育園に届けてくれたものです。
公式ホームページはこちらです。


【ホームページより】
創造の集い なずな は、静岡県中部の建設業に携わる企業が「こどもたちが喜ぶことをしよう」という声に賛同する団体です。




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この度、大変ありがたい御縁をいただき"創造の集い なずな“様が手配してくださった雪が届いたのです。



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20トンのトラック2台で運ばれてきた大量の雪。




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トラックから落とされる瞬間には見守る園児から大きな歓声が上がりました。



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その後は、普段雪を見ることも触ることもない園児達は数時間 時間を忘れて楽しんでいました。


雪が降らない場所でも雪を見ることができる。


素晴らしい体験でした。




寒波のニュースを見ていると、雪は日常生活の支障になる迷惑なものとして報道されていますが、場所や受け取る人が変わるとプレゼントになる。


それ以外にも様々なことを学ぶことができた体験でした。



それは、後々・・・

海苔とビル おせんべいと満月 そして 仏と自分

おせんべいが月とビルに見えることがあるそうです。





絵文字は日本発祥の文化だと教えていただきました。

そして同時に、この絵文字が見る人によって違うものに見えると教えていただきました。


絵文字 せんべい



これは「せんべい」の絵文字です。

海苔がついた醤油せんべいです。

しかし、せんべいを知らない海外の方がこの絵文字を見ると「ビルの奥にある満月」に見えるそうです。



私達は目の前にあるものを「そのまま見る」ということをしていません。

これまでの生活で身につけた知識というフィルターを通して、物事を見ています。

ですから、せんべいを知っている人にはせんべいに見える絵文字が、せんべいは知らないけど満月やビルを知っている人には、まったく違うものに見えてしまうのです。

「海苔とせんべい」が「ビルと満月」と勘違いされることは好ましいことではありません。




「そのままに見る」ということができないがために、本当は海苔なのにビルだと勘違いし、本当はせんべいなのに満月と勘違いしている姿は、白隠禅師坐禅和讃の



衆生の他に仏なし

衆生近きを知らずして

遠く求むるはかなさよ





という部分に似ているように感じます。




私達以外に仏はありません

私達自身が仏なのに

遠くに仏を探すのはもったいないことです





自分が仏なのに、自分が仏だと気づかずに、遠くに仏を探しに行ってしまうものです。

せんべいを知っていれば絵文字のせんべいがせんべいに見えます。

同じように、自分が仏だと知れば、どんな自分も仏に見えてきます。




「自分が仏だと知る」は知識の問題ではありません。


心の底から実感することです。


実感する方法は様々ですが、禅宗では坐禅を大切にしています。




坐禅は身体を調え、呼吸を調え、心を調える修行です。

姿勢を意識し、ゆったりと呼吸をすることで、自分の心を見つめていく。

すると、自分の心こそ仏の心と知ることができます。




そのことを、白隠禅師という僧侶は



衆生近きを知らずして

遠く求むるはかなさよ




と教えてくれています。


坐禅をするときや、白隠禅師坐禅和讃をお唱えするとき、そしておせんべいを食べるときに思い出していただければ嬉しいです。

消し炭の運び方に学ぶ 「苦」との向き合い方

600消し炭の運び方202301



燃やした竹に水をかけた消し炭(けしずみ:)がカゴいっぱいに入っていいます。


このカゴを移動させたい。と思ったら持ち上げるしかありません。


皆さんならどうやって持ち上げますか。



私は服が汚れることを嫌い、カゴが体につかないように手を伸ばして持ち上げて腕と腰を痛めました。


そこで、汚れても良い服に着替えてお腹や足にカゴを密着させて持ち上げてみました。


その結果、体を痛めずに持ち上げることができます。




触れば確実に手や服を汚す消し炭は「苦」と似ているように感じます。

そう考えると、カゴの持ち上げ方と「苦」との向き合い方は同じものかもしれません。

自分が汚れることを嫌って「苦」から中途半端な距離をとって付き合おうとすると、結局自分自身を傷つけることになります。

それよりも「苦」と密着する方が、結果として自分を傷つけずに済むものです。

もちろん、ただ密着すればよいわけではありません。

「苦」との密着の仕方も間違ってはいけません・・・




カゴいっぱいの消し炭を運びながら、そんなことを考えていました・・・・

どんど焼きで感じる「御縁」

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先日行われた東光寺の境内にある保育園でどんど焼きが行われました。

美味しそうにお餅を食べる園児達を見て、改めて「御縁」の力を感じました。



「町内会とか昔からの習慣なんてめんどくさい」


と、いった声が大きくなっている現代だからこそ、どんど焼きで「御縁」を感じることは大切なのかもしれません。




どんど焼きはお餅を食べる園児の笑顔で終わります。

では、このゴールにたどり着くために、どれだけの「御縁」があるのでしょうか。

もちろん、全ての「御縁」を書き出すことはできません。

しかし、目に見える「御縁」だけを数えてみても、それは非常に多くあることに気がつきます。




例えば、お餅。

みんなで美味しくいただいたお餅は、お正月にお供えされたお餅です。

しかし、園児の自宅で飾られたものではありません。

東光寺の位牌堂に、檀信徒の皆様がご先祖様のためにお供えしたものです。

自宅でついたお餅を持ってこられる方もいらっしゃいますが、誰かに依頼して作ってもらった鏡餅をお供えする方もいます。



つまり、園児達が食べたお餅は、普段関りが無いように思っている人が用意しているのです。


さらに・・・


このお餅は真空パックされたお餅ではありません。

お正月前からむき出しで飾られていたものですので、そのままでは食べられません。

水に漬けておかなければなりません。

誰がやっているのでしょう。

保育園の給食の先生(調理員さん)でしょうか。実は違います。お寺の行事の片づけを手伝ってくれる方が水に漬けて柔らかくしてくれます。

それを給食の先生が切り分けてくれます。




では、お餅を焼くお飾りは誰が用意しているのでしょうか。

園児のお家で飾られて正月飾りもありますが、ほとんどは地域の方が持ち寄ってくださったものです。

残念ながらお飾りだけではお餅は焼けません。

木材などで火力を維持しなくてはいけません。保育園のどんど焼きでは東光寺の山から切り出された竹や境内の木を剪定した際に出たものを使います。

これらの竹や木を切ったのは保護者ではありません。地域の方や植木屋さんといった園児と直接関わらない方々です。





どんど焼きをするための金属製の枠もなくてはならないものです。

これは園児が用意したのでしょうか。もちろん違います。運んだり設営したりしたのは保育園の職員ですが、金属製の枠がいつから存在して、誰が作ったのかを知る人はいません。




誰が作ったか分からない枠に、

誰が切ったか分からない竹や木を入れて、

誰が作って飾ったか分からない正月飾りで火をつけて、

誰がお供えしたか分からないお餅を焼く


そして、それをおいしくいただく。




これがどんど焼きです。


「御縁」はこれだけではありません。

数え始めたらきりがありません。

この「御縁」を知らないまま 美味しくお餅を食べています。




もちろん、美味しくいただくことは大切です。

しかし、その「御縁」を知ること、感じることも大切です。




もし、「御縁」を知って感じることができたら何か良いことがあるのでしょうか。

その答えは、臨済宗妙心寺派の生活信条の最後に書いてあります。


生かされている自分に感謝し、報恩の行を積みましょう。


「御縁」を知って感じることは、生かされていることを実感することです。

そのことを実感できたとき、人は自然と感謝の気持ちを持ちます。

感謝の気持ちを持ったとき、自然と恩に報いる生き方をします。


これが、「生かされている自分に感謝し、報恩の行を積みましょう。」です。



生活信条は私達が、みんなで幸せに生きていくための心を説いています。

つまり、生活信条の実践は、みんなが幸せに生きていくための実践なのです。

その第一歩が「御縁」を感じることなのかもしれないと、にっこりと微笑みながらお餅を食べる園児達を見ながら感じていました。

パンダの絵本が紹介されました【毎日新聞】

以前の記事で、

鎌倉・円覚寺の横田南嶺老師による初めての絵本が発売されます。

と紹介をさせていただきました。

その際の記事はこちらです。


600パンダ紹介


このパンダの絵本が毎日新聞(日曜版2023/1/15)で紹介されていました。


医師であり、随筆家、歌手でもある海原純子氏が「パンダのものがたり」という題名で新・心のサプリというコーナーで絵本の紹介をしてくれていました。


※オンラインの記事は有料版ですので、会員の方はぜひご覧ください。



記事が有料版ですので、新聞の切り抜きをここに掲示することはできませんが、自分を客観的に見ることの難さを海原の言葉で表現しながらも、医師としての経験から自分を客観的に見る方法まで紹介をしてくださっていました。





パンダはどこ

まだ、絵本をご覧になっていない方は、絵本を、

毎日新聞(日曜版)をご覧になっていない方は、どこかで記事を読んでいただけると嬉しいです。
人物紹介

新米和尚

Author:新米和尚
横山友宏
東光寺 副住職
【静岡市清水区横砂】

中学校で理科を教えていた男がある日突然和尚になった。(臨済宗妙心寺派)そんな新米和尚による、仏教やお寺についての紹介をします。 気軽に仏教やお寺に触れていただければと思います。


元:中学校教師
  (理科・卓球担当)

現:臨済宗妙心寺派の和尚
2人の娘の父親であり、育児にも積極的に参加し!?失敗を繰り返す日々を送る、40代を満喫しようとしている どこにでもいる平凡な男

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