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保育園児の坐禅体験 【平成30年9月】

500保育園坐禅体験180913




東光寺(静岡市清水区横砂)の境内にある袖師保育園の園児達は坐禅体験にやってきてくれました。


彼らは年中組になると毎月1回東光寺の本堂にやってきます。



ですから今月で年中組は6回目の坐禅体験。年長組は18回目の坐禅体験です。



坐禅体験は、坐禅やお参り、茶礼(されい:行儀よくお茶を飲む)を行います。







さらに、せっかくお寺に来てくれるので、少しでもお寺のことを知ってもらいたいと私は思っています。



そこで毎回、仏教豆知識シールを特製の坐禅手帳に貼ってもらっています。



今月はもうすぐ「彼岸【ひがん】」ですので、彼岸のシールを貼りました。



そして3つの言葉を覚えてもらいました。


彼岸

おはぎ

ご先祖様








クイズ形式にしたり、繰り返し声を合わせて言ってみたりした結果、坐禅に来たときには答えることができませんでしたが、帰るころには





「暑さ寒さも?」

園児
「ひがんまで!!」





「みんなに命をくれた人は誰ですか?」

園児
「ごせんぞさま!」





「お彼岸にご先祖様に、どーぞってお供えするあんこのお菓子の名前は?」

園児
「おはぎ!!」




と答えることができるようになっていました。



ずっととは言いません。春のお彼岸まで覚えてくれればうれしいです・・・

辻説法 のお知らせ・・・


昨年に続いて、静岡市静岡仏教会青年部が行う辻説法で法話をさせていただきました。

少し前のことですが・・・



500辻説法180913
※写真をクリックすると大きな画像を確認いただけます。




大変に有難い御縁をいただき、静岡市静岡仏教会青年部主催する辻説法で話をさせていただきました。



毎月1回開催されている「辻説法」の案内をみると、私が法話をした月がなんと第474回と記載されており、歴史をヒシヒシと感じました。



東光寺(静岡市清水区横砂)も静岡市にあるのですが、「仏教会」という組織では旧清水市の清水仏教会に所属するため、辻説法について詳しく知りませんでした。



しかし、このたび御縁をいただき、話をさせていただく機会に恵まれました。



依頼していただいたときにテーマなど話す内容を質問すると、なんと、



「テーマも内容も自由!」



とのことで、何を話すか悩みながら原稿を作りました。




5001写経会 絵葉書作成ファイル 53



今回は絵ハガキを使って話をさせていただきましたが、昨年と同様に最終的には白隠禅師の



「衆生 本来 仏なり【しゅじょう ほんらい ほとけなり】」

生きとし生けるもの全てに尊い仏様のような尊い心が備わっている




という教えについて話をさせていただきました。



この辻説法は今年度も毎月開催され、同じ臨済宗の和尚様も登壇されます。


興味のある方はぜひ!!

写経会のときに どんな話しをしているの? その61 その3

写経会 絵葉書作成ファイル 61 22


小さな美しい光が集まってひとつの美しい姿を表したLED電球の写真に「宝」という字を加えました。

※美しい光景については「その1」「その2」で紹介しています。






仏教には3つの宝、三宝【さんぼう】があります。



仏【ぶつ】:仏様。

法【ほう】:仏様の教え

僧【そう】:僧侶のことではなく、仲間です。仏様や仏様の教えを大切にする仲間です。






三帰依文【さんきえもん】の中には、仏法僧がそれぞれ


仏とは ひととし人の尊さ

法とは 己なきの尊さ

僧と 和合の尊さ





と示されています。




私はこれを



仏とは 私達ひとりひとりの中にある美しい心であり、その美しい心こそが 人としての尊さである。

全ての人が尊いのだから「私は」「自分が」といった自我を強調することはできないことを示しているのが「法」である。

自我を強調することが無ければ、自然と周囲と一体となることが「僧」である。





と説いてくださっているように感じます。




ですから、絵葉書には


ひととし人の尊さ

己なきの尊さ

和合の尊さ




の文字も入れさせていただきました。

写経会のときに どんな話しをしているの? その61 その2

~三つの宝を感じるとき~


500LEDライト180910



弱い光を放つLED電球が集まった美しい光景を見たとき、三宝【さんぼう】という言葉を思い出しました。
※このときの様子は「その1」で紹介させていただいています。





仏教では三宝【さんぼう】を大切にしています。



その名の通り3つの宝です。



3つの宝とは仏法僧【ぶっぽうそう】です。



仏【ぶつ】

法【ほう】

僧【そう】



とは、



仏【ぶつ】とは、仏様。

法【ほう】とは、仏様の教え

僧【そう】とは、僧侶のことではなく、仲間です。仏様や仏様の教えを大切にする仲間です。





私はたくさんのLEDライトが集まっている美しい光景を見て、初めて


たくさんのLEDライトが集まったから初めて美しい光景を作り出したのではなく、もともと、LEDライトひとつひとつが美しく輝いていたこと。

ひとつひとつが美しいから、集まった光景はさらに美しくなる。




ことに気がつきました。




私達は仏様と同じ尊い心をいただいて生まれてきます。

そして、大変にありがたい御縁をいただいて、仏様の教え・仏教の教えに出会います。

ですが、尊い心をいただいていることや、仏教の教えに出会っていることに気がつかないこともあります。

だからこそ、仲間を大切にするのではないでしょうか。




誰かと一緒に良い行いをすることで、一緒に行動する その仲間の良さを目の当たりにすることができます。


そのことによって、仲間の良さを感じることができる。


すると仲間の心が「仏様のような心」だと実感することができます。


仲間の心が「仏様のような心」だと実感することは、自分自身の心も「仏様のような心」だと信じることができるきっかけになるのです。



LEDライトがお互いを照らし合う美しい姿は、


仲間の心が「仏様のような心」だと実感することで、自分自身の心も「仏様のような心」だと信じることと共通する姿だと感じたので、電球の写真に「宝」という文字を合わせた絵葉書を作成いたしました。




写経会 絵葉書作成ファイル 61 22

写経会のときに どんな話しをしているの? その61 その1

500LEDライト1809102





東光寺(静岡市清水区横砂)では除夜の鐘を撞くときに「竹ろうそく」を境内に飾ります。

※これまでの開催の様子はこちらをご覧ください。




始めたときは「ろうそく」を使っていたのですが、昨年はろうそく型のLEDライトを使いました。




事前に本物の数個のろうそくと比較して「問題ない」と判断し本番を迎えました。



しかし・・・実際に800個の光を見たときで印象が違ったのです。



私は正直、



「暗い・・・失敗した」



と感じていました。



LEDライトは私の発案です。



多くの方と共に準備をして実行をしたのですが、暗いと感じる結果に申し訳ない気持ちでいっぱいになりました。



しかし、片付けをしたときに気持ちが変わりました。



暗いと感じていたLEDライトを竹から取り出す作業をしていると、LEDライトがたまっていきます。



500LEDライト180910



1つ1つは暗いと感じていたライトですが、たくさんの光が集まると幻想的な光景になります。



まるで光り輝く宝の山のように見えたのです。



その光景を見たとき、「LEDライトは失敗だ」と感じていた私自身の思い違いが恥ずかしくなりました。



たくさんのLEDライトが集まったから初めて美しい光景を作り出したのではなく、もともと、LEDライトひとつひとつが美しく輝いていたのです。



私は、そのことに気がついていなかったのです。



ひとつひとつが美しいから、集まった光景はさらに美しくなる。



ひとつひとつが輝いているという事実に気がついていれば「LEDライトは失敗だ」と感じることはなかったはずです。



たくさんの光が集まると幻想的な光景を見ながら、小さな光の美しさに気がつくことができなかった自分の未熟さを感じていました。
人物紹介

新米和尚

Author:新米和尚
横山友宏
東光寺 副住職
【静岡市清水区横砂】

中学校で理科を教えていた男がある日突然和尚になった。(臨済宗妙心寺派)そんな新米和尚による、仏教やお寺についての紹介をします。 気軽に仏教やお寺に触れていただければと思います。


元:中学校教師
  (理科・卓球担当)

現:臨済宗妙心寺派の和尚
2人の娘の父親であり、育児にも積極的に参加し!?失敗を繰り返す日々を送る、30代を満喫しようとしている どこにでもいる平凡な男

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