竹林の管理が面倒だと ぼやく私の心に突き刺さる言葉・・・

5001観音山の竹林170423

竹があるから






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タケノコが出てくる





最近は竹の有効活用で竹ろうそくをするなど、協力してくれる方々のおかげでだいぶ改善をしてきましたが、東光寺の観音山もまだまだ手入れが行き届かず、苦労をしています・・・





しかし、苦労と同時に多くの体験を通して教えていただくこともたくさんあります。





以前から観音山の頂上には観音様が祀られ、昔は毎月17日には多くのお参りの方が頂上まで登り、お参りをしたと聞いています。





多くの先人が大変な労力と苦労をされて残してくださった大切な場所で多くのことを私達も学んでいることに感謝しています。






禅の言葉に



南地竹北地木



という言葉があります。



南地【なんち】の竹、北地【ほくち】の木



と読むことができる、碧巌録【へきがんろく】という禅の書物に出てくる言葉です。(第十二則)






南の地方には竹林が、北には森林がどこでも見られる。





という意味です・・・





もう少し詳しく説明をしますと、




竹林も森林も至る所にある、それと同じように大切な教えは、どこか遠くにあるのではなく、どこにでもある。すぐ近くにある。




という意味です。




竹林の管理が面倒だ、草刈りが大変だ・・・



ついつい愚痴をこぼしてしまいますが、自分の受け取り方しだいで全てが有難いことであると感じることができるはずなのです。





「タケノコが採れておいしかった、ありがとう」





という目先の喜びだけで心がフラフラしている私の心に




南地竹北地木




という言葉が突き刺さります・・・

タケノコが採れます!!

いろいろあって遅くなりましたが、東光寺(静岡市清水区横砂)の観音山へ行ってきました。





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タケノコが出ています・・・





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小さい物も・・・





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大きい物も様々です。





これらが全て立派な大人の「竹」に成長していたかと思うと怖くなります。





毎年恒例の呼びかけですが、竹林の整備の為にタケノコを採るというボランティアがあります!





タケノコを採りたい方、いつでも大歓迎です!!!





ケガ等は一切責任を持ちませんが、どんどん取っていってください!





タケノコのうちはかわいいのですが、竹が増えすぎると整備が大変なので、タケノコのうちに収穫できると大変ありがいのです。




もちろん、採れたタケノコはお持ち帰りいただき、味わっていただければ幸いです。

一回きりの給油で自動車がいつまでも走れるものではない


500こまめ マラソンをするこまめ 走る カラー


今から約35年前の昭和57年10月発行に発行された会報の記事に円覚寺派管長(当時)の足立大進老師の言葉ありました。




 臨済宗の僧侶で「老師【ろうし】」と呼ばれる和尚様は、多くの和尚を指導する立場の大変徳の高い、とってもえらい和尚様です。





 そんな足立大進老師が、若い和尚に、




一回きりの給油で自動車がいつまでも走れるものではない。

ガソリン不足の車が高速道路へ出れば、自分が走れないばかりか、他の多くの車の妨げにすらなる。

出家をして、禅僧としての給油をおこたってはなるまい。






と、呼びかけていました。

※記事の全文は臨済宗青年僧の会で読むことができます。





もちろん、「禅僧としても給油」も必要です。




しかし、この言葉を読んだときに、




科学と仏教の共通点や関係性を少しでも多くの方に伝えたいと考えていた以前の自分を思い出しました。





私は科学と仏教には密接なつながりがあると考えています。





しかし、そのために科学のことも、仏教のことも、もっと勉強をしなくてはなりません。





それが、私なりの給油であるはずなのに、





「学生時代の経験以外のことを本当に学ぼうとしているのか」




と問われているように感じました。




一回きりの給油で自動車がいつまでも走れるものではない。人(禅僧)としての給油をおこたってはなるまい。




この言葉を意識しながら、科学も仏教もしっかりと学び続けていきたいと感じました。

友引喫茶 第13回 開催案内

500友引喫茶 カフェ



おしゃれな喫茶店で椅子に座って坐禅をして仏教の話しを聞く。 そんな、非日常が日常のすぐ近くにあります!




と、題して「友引喫茶」をこれまでに12回開催させていただきました。

※これまでの様子、過去の開催の様子はこちらをご覧ください。




場所は静岡市清水区の駅前銀座内にある



コマメ produced by kanbaraya




店長様の御厚意に甘えて、「どこでもできるココロのリセット イス坐禅講座」と題して坐禅と法話をさせていただいています。







そして次回、第13回 どこでもできるココロのリセット イス座禅講座 の開催が決定しましたのでお知らせいたします。




平成29年5月13(土) 10:00~11:30  


~ 喫茶店で 坐禅をして お茶を飲み 仏教の話しを聞く ~ 


参加費:650円  コマメ特製スイーツが皆様をお待ちしています。




※お申込み方法:申し込みフォームからお願い致します。



※参加していただける人数に上限がございます。定員になり次第申し込みを締め切らせていただきますので御了承ください。






500友引喫茶バナー風

鴨川の土手を先輩の和尚様と自転車で走りながら感じたこと

10年前の春。



妻と新婚旅行で京都を訪れ、自転車で鴨川の土手を走りました。



楽しい思い出です。



10年の私は僧侶ではなく、いわゆる「公務員」でした。



僧侶になりたいとも感じていませんでしたし、なるとも思っていませんでした。



それが・・・・



10年後の春のある日、鴨川の土手を先輩の和尚様と自転車で走りました。





500鴨川サイクリング170419




10年前の私に、




「10年後のあなたはお坊さんになって、妻とではなくほとんど初対面の和尚さんとここを走っているよ」




と教えたら




「え~、絶対いや!!」





と拒絶するでしょう・・・





しかし、今の私は、10年後の今回のサイクリングは大変ありがたいものだと感じます。




人生とは本当に不思議なものです。





幸福は

与えられるものでなくして

見出すものである






という言葉もありますし、白隠禅師坐禅和讃というお経の中には





無相の相を相として

往くも帰るも余所ならず



とあります。


【姿形などにとらわれない自由自在な世界だという真実に気が付けば】

【どこにいても「そこ」が心安らぐ我が家となります】




自分の心の大きな変化を感じる、お坊さん2人のママチャリサイクリングという不思議な体験でした。
人物紹介

新米和尚

Author:新米和尚
横山友宏
東光寺 副住職
【静岡市清水区横砂】

中学校で理科を教えていた男がある日突然和尚になった。(臨済宗妙心寺派)そんな新米和尚による、仏教やお寺についての紹介をします。 気軽に仏教やお寺に触れていただければと思います。


元:中学校教師
  (理科・卓球担当)

現:臨済宗妙心寺派の和尚
2人の娘の父親であり、育児にも積極的に参加し!?失敗を繰り返す日々を送る、30代を満喫しようとしている どこにでもいる平凡な男

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