保育園児の成道会【じょうどうえ】 平成29年


東光寺(静岡市清水区横砂)の境内にある袖師保育園の園児が成道会【じょうどうえ】のお参りに来てくれました。



500成道会平成29年1





12月8日は成道会【じょうどうえ】です。

人々の苦しみの原因に気づき、お悟り開くことを成道といいます。

成道会とは12月8日にお釈迦様がお悟りを開かれた事をお祝いする日です。お釈迦様は、六年間行ってきた苦行を離れ、身体を癒し、菩提樹の木のもとで坐禅に入りました。そして一週間後の朝、明けの明星をご覧になりお悟りを開かれたのです。



そのため、東光寺ではお参りをしてくださった方にお持ちかえりいただくお菓子に



お釈迦様は、人々の苦しみの原因に気がつきました。

どうすれば苦しみから救われ、幸せに暮らせるかを、話してくださいました。



との一文を添えています。




500成道会平成29年4





毎年、園児がお参りに来てくれますが、今年は少し様子が違いました。




500成道会平成29年2




真剣にお参りをしたり、紙芝居を聞いたり、成道会の歌を歌う園児の姿に変化はありません。




500成道会平成29年3




みんな一生懸命に取り組んでいます。




では、何が違ったのか。




それは、大人達です。




実は、翌日が保育園の生活発表会という大きな行事なのです。




そのためか、私も含めて大人達は少しソワソワしたり、少し慌てたりしています。




しかし、そんな大人達とは対照的に園児たちは真剣にお参りをしています。





真剣に手を合わせる園児たちの姿を見たとき、なんだか園児たちがとても落ち着いているように感じると同時に自分自身がソワソワしていることに気がつき恥ずかしくなりました・・・

今年の冬の仏教豆知識シール 【平成29年】


東光寺(静岡市清水区横砂)で開催される 子供坐禅会 には 仏教豆知識シールが欠かせません。




坐禅会では、坐禅終了後に仏教やお寺に関する話をします。




その日の話に合わせて用意するシールを仏教豆知識シールといいます。



参加者は坐禅手帳(これも東光寺特製)に参加した日付とはんこを押し、最後に、「仏教豆知識シール」を貼って帰ります。




間もなく(12月24日より)始まる今回の冬の子供坐禅会で配布する仏教豆知識シールの準備をしています。




今回の法話(仏教の話)のテーマを夏休みから引き継ぎ仏教の物語としていますので、8日分のシールを妻が描く「こまめ」を使って作成します。
※「こまめ」とは東光寺未確認キャラクターです




妻に依頼した絵が完成してきました。


500丸太に乗って流れるこまめ



こんな絵や



500天女になった貧しい女




こんな絵。



500アリの命




そして、こんな絵・・・



500長者の不幸2




少しでも参加してくれた方が楽しんでくれるようにまとめていきたいと思います。





そして、詳しい話の内容については坐禅会での話しをまとめて、このブログでも紹介できるようにがんばって行きたいと思います。


落ち葉を見て、キレイと思うか掃除が大変と感じるのか・・・・

落ち葉が多く、掃除が大変だと感じる今日この頃、皆様いかがおすごしでしょうか。



500落ち葉いちょうと本




読んでいた本から葉っぱが出てきたらどう思うのでしょうか?


私の場合


「あ、葉っぱだ。いらないや」


と何も考えずに捨ててしまうかもしれません。


人によっては


「なんでゴミが入っているんだ」


と怒るかもしれません。




先日、




 古い本にはイチョウの葉が挟まってることがたまにあります。

 栞(しおり)代わりという事もあるけれど、イチョウの葉には防虫効果があるからです。

 前の持ち主が大切にしていた証でもあるので、買った本に挟まっていたらその事を思い出して貰えると嬉しいです。






という投稿(ツイート)が話題になっていると知りました。



イチョウには防虫効果があり、本を大切にする思いも挟まっているそうです。




本にイチョウが挟まっていたときに



「あ、この本が大切にされていた証だ」



と気がつくことができれば、暖かい気持ちで過ごすことができます。



その為には少しの知識と、調った心が必要です。



未熟者の私のように


「あ、葉っぱだ。いらないや」


と葉っぱを捨ててしまったり、


「なんでゴミが入っているんだ」


と怒ってしまったり、


少しの知識があっても心がフラフラして、知識と目の前の現実が結びつかなければ


せっかくの葉っぱとの御縁を無駄にしてしまいます。






自転車のタイヤがどちらか一方でもパンクをすれば走りづらくなり、自転車の持っている力を出し切ることはできません。


知識と心が自転車の両輪だとするならば、


知識と心のどちらか一方でも不完全の状態では、自分自身の持つ力を活かしきることはできません。




紅葉を見て、キレイだと感じるか掃除が大変と感じるのか。


本に挟まったイチョウを見て、大切にされていると感じるかゴミが入っていると感じるか。


どちらも自分自身の心が決めていることであり、自分の心を動かすのは自分自身です。



もちろん、自分の心を調えるためにはやっぱり


1日1度は静かに坐って 身と呼吸と心を調えましょう 【臨済宗妙心寺派生活信条】


と、あるように姿勢を正して呼吸を調える時間が必要です。



「落ち葉が多く、掃除が大変だ」



と感じる私に、今一番必要なのは1日1度静かに坐る時間かもしれません・・・・

衣をみる目を変えさせなければ我々の発展はない



衣をみる目を変えさせなければ我々の発展はない

 衣を着た方が病院へお見舞いに行くと、どうも誰かが死んだのではないかととられる。それでやはり洋服を着て行かざるを得ないとどなたかの話で拝聴したことがありますが、一般の人達は我々の衣に対して、そのような受け取り方をしているということは残念なことです。衣を着たものがはずかしくない社会的行動も、寺院の経営も十分果たせる人材を養っていくことが根本的に必要だと思います。今、世間の人々がお坊さんというものを見る目はどうだろうか。そのみる目を変えていかなければ我々の発展はないと思います。

 




過去の不二 第38号 平成元年10月30日社会の期待に答える人材養成を2




約30年前(平成元年10月発行)の会報【臨済宗青年僧の会が発行する「不二」】に掲載された




黄檗宗管長 奥田行朗猊下の「社会の期待に答える人材養成を」



という記事の中の一文です。





以前、作務着で知人のお見舞いに言って、知人に迷惑がられたことを思い出しながら記事を読みました。



知人に




「坊さんが病院を歩いているだけで縁起が悪そうだよね」




と言われ、




「縁起が悪い事なんかないのに・・・」




としか言えず、しっかりと返す言葉がありませんでした。




「世間の人々がお坊さんというものを見る目はどうだろうか。そのみる目を変えていかなければ我々の発展はないと思います。」




という言葉に出会ったとき、世間を変えるように努力をするのではなく、自分自身が変われることによって世間が変わる。世間が変われば世界が発展していく。つまり、




「まずは自分自身が変わっていく」ということの大切さを改めて感じることができました。

※奥田行朗猊下の「社会の期待に答える人材養成を」はこちら(臨済宗青年僧の会ホームページ)でご覧になっていただけます。



500過去の不二 第38号 平成元年10月30日社会の期待に答える人材養成を


畳が必要だと言う思い込み

5001瑞泉院1712042


大変にありがたい御縁に恵まれて、岐阜県岐阜市の瑞泉院様(臨済宗妙心寺派)を訪ねることができました。

(瑞泉院様について詳しくはホームページご覧ください)




瑞泉院様の本堂は今年(平成29年)の6月に落慶されたばかりの新しい本堂です。




本堂を拝見させていただいて驚きました。




畳が敷いてないのです。




全て板張りです。




5001瑞泉院171204




どこから見ても畳は敷いてないのです。




唯一の畳は、イスにも見える(法事の際にはイスとして使われる)坐禅をするための場所だけです。




本堂内の段差もほとんどなく、車いすの方用の専用の入り口も別に作り、車を本堂の真横まで横付けし入ってこられるように設計されていました。




大変美しく、すっきりとした印象のある本堂は、お参りする方、坐禅をする方など多くの方のことを考えて作られていることを知り、感動すると同時に「本堂には畳が必ず必要」という思い込みが自分の中にあったことに気づかされました。

人物紹介

新米和尚

Author:新米和尚
横山友宏
東光寺 副住職
【静岡市清水区横砂】

中学校で理科を教えていた男がある日突然和尚になった。(臨済宗妙心寺派)そんな新米和尚による、仏教やお寺についての紹介をします。 気軽に仏教やお寺に触れていただければと思います。


元:中学校教師
  (理科・卓球担当)

現:臨済宗妙心寺派の和尚
2人の娘の父親であり、育児にも積極的に参加し!?失敗を繰り返す日々を送る、30代を満喫しようとしている どこにでもいる平凡な男

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