仏前結婚式の認知度が間違いなく上がりました!!

仏前結婚式5


 残念ながら、これから結婚をしようと考えているカップルに「仏前結婚式」が選択肢に入っていることは非常にまれです・・・





 私自身は、仏前結婚式を体験することができて とても良かったと今でも思っています。そんな仏前結婚式を少しでも多くの方に知っていただきたくて、以前ブログで特集を組んで紹介をさせてもらったことがあります。




 ☆仏前結婚式の紹介はこちらをご覧ください☆




 先日、その記事のページに とっても嬉しいコメントを頂きました!!






 近く結婚をすることになり挙式を調べていくうちに仏前式があるということを知りました。
興味が出てきて調べ進めるうちに、こちらのブログへたどり着くことができ、とても参考になりました。
ありがとうございました。





とのことです。





 本当に嬉しかったので、ついつい紹介をしてしまいました・・・

結婚式と披露宴

 今日、テレビのニュース番組で結婚産業の特集を放送していました。


その中で、とても気になったのが



「結婚式」と「結婚披露宴」が同じように使われていることです。


声を大にして言いたい!!


 「結婚式」と「披露宴」は違うものです!!! 

結婚式と披露宴は違います



以前 特集した仏前結婚式についてはこちらをご覧ください。

仏前結婚式 式次第とまとめ

 東光寺(静岡市清水区横砂)で仏前結婚式が行われました。今回の結婚式は、以下のような式次第で執り行なわれました。

 「え、仏前?」

 と、思われる方も少なくないと思います。

 仏前結婚式の特徴は何かといいますと、

 仏様、御本尊様、御先祖様の前で、心を洗い、仏教徒として仏教の教えを守ることを誓い、二人で協力して幸せな家庭を築き、社会への貢献まで誓うことです!!


 知っているようで、知らない結婚式の内容を特集して来たものを、以下の式次第にまとめました。



結婚式 合掌

 文字の色が変わっているところは、これまでブログで紹介をしてきたものなので、クリックしていただければ詳しい紹介を見ることができます。



 仏前結婚式 式次第

1.和合の茶礼

2.開式のことば

3.一同合掌礼拝

4.献華

5.般若心経・回向

6.啓白文奏上(けいはくぶんそうじょう) 

7.授戒(きよめの式)
  懺悔文
  三宝帰依(三帰戒)
  五戒
  香水(こうずい)

8.むつみの式(寿珠交換)

9.誓いのことば奏上

10.三三九度(寿杯:じゅはい)
   固めの杯の儀

11.祝語

12.結婚証明書授与

13.報恩の黙想

14.四弘誓願

15.普回向

16.一同合掌礼拝


仏前結婚式5


結婚式での役割分担はこちらをご覧ください。

テーマ : 結婚準備
ジャンル : 結婚・家庭生活

仏前結婚式・ 続 「誓いますか?」 「誓います!」 三宝帰依(さんぼうきえ)

仏前結婚式 中机


 仏前結婚式では「五戒」を守ることを誓います。五戒についてはこちらをご覧ください。

 しかし、誓うことは「五戒」を守ることだけではありません。


 もう1つ大事なものがあります。それが

三宝帰依(さんぼうきえ) 

です。


三宝帰依とは「三宝(さんぼう)に帰依(きえ)する」という意味です。

もう少し、簡単に言い換えると

「3つの宝を大切に生きていきます。」と、言うことです。



 以前、友人と結婚式の話をしているときに、この三宝の話をしたら

「え、3つの宝!? あー、あの結婚式の定番のあれでしょ、ほら、給料袋。次に、堪忍袋。そして、おふくろ!」

と、言った友人がいました。・・・もちろん違います。




三宝(3つの宝)は仏教で特に大切なものとして、よく登場します。3つの宝とは

仏法僧(ぶっぽうそう)

のことです。よく、勘違いをされることがあるので、しっかり説明をします。

仏:仏様(悟りを開いた人)

法:仏様の教え

僧:仏様の教えを守り、修行・生活する人


「僧」と聞くとお坊さんと思われる方もいますが、仏教の教えを守ろうと努力する人々を「僧」と言います。

ですので、仏前で結婚式を挙げる新郎新婦も立派な「僧」なのです!

仏前結婚式 仏法僧


仏前結婚式は、仏様の前で行われますので三宝に帰依をするために三帰戒(さんきかい)をお唱えします。


三帰戒(さんきかい)は

自ら仏に帰依し奉る(みずからほとけにきえしたてまつる)

自ら法に帰依し奉る(みずからほうにきえしたてまつる)

自ら僧に帰依し奉る(みずからそうにきえしたてまつる)


と言う非常に分かりやすい経文です。

 この三帰戒、五戒と同じように葬儀でもお唱えします。と、いうよりも仏教徒としての基本ですので、葬儀・結婚式にとどまらず、あらゆる法要に出てくる定番の経文です。漢文の経文も有名で

南無帰依仏(なむきえぶつ)

南無帰依法(なむきえほう)

南無帰依僧(なむきえそう)


と言うものです。

 もし、どこかでお唱えする機会がありましたら是非、声に出してお唱えしてみてください。

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ジャンル : 結婚・家庭生活

仏前結婚式・ 「誓いますか?」 「誓います!」 五戒

 仏前結婚式5

 よく、教会式の結婚式では牧師様が

「汝、健やかなる時も病める時も、・・・・共に生きる事を誓いますか?」

と聞き、新郎新婦が

「誓います。」

と、答える場面を目にします。あの瞬間に憧れを持つ方も多いと思います。




 ご安心ください、仏前結婚式でも戒師様に

「・・・・誓いますか?」

と聞かれる場面があります。



 しかし、仏前式では教会式とは聞かれる内容が違います。


 仏前式では「教えを守るか?」と聞かれます。その教えの1つが「五戒(ごかい)」です。



 五戒とは「5つの戒」と言う意味で、

 一、不殺生戒(ふせっしょうかい) できるだけ 生き物を殺しません
 二、不偸盗戒(ふちゅうとうかい) できるだけ 盗みません
 三、不邪婬戒(ふじゃいんかい)  できるだけ 邪な行いをしません
 四、不妄語戒(ふもうごかい)   できるだけ うそをつきません
 五、不飲酒戒(ふおんじゅかい)  できるだけ 酒に呑まれません

この5つをまとめて五戒といいます。

 これは、仏教徒の基本的生活習慣の一つです。五戒を守ることを誓うことで

「自分にできる範囲で積極的に良い習慣を積み上げて行きましょう。」

と確認する意味があります。

 これから、長い時間を共にする新郎新婦にとって非常に大切な教えで、実践すれば良い夫婦関係を保つことができるでしょう。

 実は、この「教えを守るか?」と聞かれ「守ります」と誓うことを「授戒(じゅかい)」と言います。「授戒」を受けることによって頂くことができるのが「戒名(かいみょう)」です。

戒脈



え、戒名!? 葬式?? 葬儀??



 そうです。葬儀と聞くとお別れの法要と思われがちですが、実は「授戒」が主な部分になります。つまり、結婚式も葬儀も「仏教の教えを守ることを誓う」という意味では共通するところがあるのです。


 本来、授戒は生きている間に受けておいていただきたい儀式ですが、亡くなるまで受けない方も最近は多くいらっしゃいます。そこで葬儀では、亡くなられた後に授戒を受けることになります。生前に受けられた方も、再度受けることにより徳を積むことができます。


 「死があるから、生がある」つまり「生と死はまったく別なものではなく、一体となったものなのだ」という思想が仏教が誕生する2500年以上前から東洋にはあったと言われています。


 通常であればおめでたい席に、葬儀など縁起の悪いと思われてしまいがちな内容を取り入れることは難しいのでしょう。しかし、この「生」と「死」を区別しない東洋的(仏教的)思想、そして「大切な教えを守ることを誓う」ことがとても大切なので、結婚式でも葬儀でも同じ「授戒」を行います。これも仏前結婚式の良さでもあると思います。
人物紹介

新米和尚

Author:新米和尚
横山友宏
東光寺 副住職
【静岡市清水区横砂】

中学校で理科を教えていた男がある日突然和尚になった。(臨済宗妙心寺派)そんな新米和尚による、仏教やお寺についての紹介をします。 気軽に仏教やお寺に触れていただければと思います。


元:中学校教師
  (理科・卓球担当)

現:臨済宗妙心寺派の和尚
2人の娘の父親であり、育児にも積極的に参加し!?失敗を繰り返す日々を送る、30代を満喫しようとしている どこにでもいる平凡な男

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