春の子供坐禅会始まる!

東光寺(静岡市清水区横砂)春休み子供坐禅会が始まりました。
※日程などの詳細はこちらをご覧ください。



初日、春分の日にも関わらず、とても寒い朝しかも雨・・・



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2日目、開始時間(7時30分)になっても土砂降りの雨・・・



両日ともに



「もしかしたら誰も来ないかも・・・」



と不安になりましたが10人以上の参加者が集まってくれました。



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強い雨でも集まってくれる子供達と、子供をお寺に送り出してくださる保護者との有難い御縁に、ただただ感謝しています。




春の子供坐禅会は15日間ありますので、興味のある方は是非ご参加下さい!!


ゴムと心

500輪ゴム


輪ゴムを使おうと伸ばした切れてしまいました。


ゴムは伸びますが、使わないと劣化して切れてしまうことがあります。


伸ばしたままでも劣化をしてしまいます。



私達の心もゴムのようなものだと思います。 伸びたり縮んだりしま。 


様々な形に変化します。


服の中に入って、見えないけれど大活躍もしています。


しかし、ゴムを伸ばして人に向ければ相手を傷つけたり怖がらせたりすることもあります。


何事も、使用方法が大切なのです、




仏教聖典の中でお釈迦様が弟子に



 「シュローナ(弟子)よ、おまえは家にいたとき、琴を学んだことがあるであろう。糸は張ること急であっても、また緩くても、よい音は出ない。緩急よろしきを得て、はじめてよい音を出すものである。
 さとりを得る道もこれと同じく、怠れば道を得られず、またあまり張りつめて努力しても、決して道は得られない。だから、人はその努力についても、よくその程度を考えなければならない。」




と説く場面があります。



未熟で努力不足の私の「心のゴム」はゆるゆるで、良い音が出ず、劣化しているゴムなのかもしれません。


しかし、「心のゴム」はいつでも正しい生活を送ることで回復をすることができます。


切れたゴムを見ながら、自分の未熟さを反省し開催中の春休み子供坐禅会で自分自身の心を調えて行こうと決意をしています。
※春休み子供坐禅会についてはこちらをご覧ください。

春休み子供坐禅会のテーマ【平成30年】


東光寺(静岡市清水区横砂)春季子供坐禅会のテーマは十牛図【じゅうぎゅうず】です。

「禅の絵本」と紹介されることもある親しみやすいものです。

ズバリ、牛を捕まえるお話です!!





500十牛図 その0 2




地元の小学生達の長期休暇に東光寺(静岡市清水横砂)で行っている子供坐禅会が始まります。



今回(平成30年春)は

期間 3/21(水)~4/5(木)
 ※土日も開催します
 ※3月26日のみお休みです

時間 毎朝7時30分~8時20分頃



で、開催いたします。
※詳しくこちらの東光寺ホームページをご覧ください。



東光寺の子供坐禅会の特徴のひとつが仏教豆知識シールです。


坐禅会参加者に東光寺特製の名刺サイズの仏教豆知識シールを配布しております。


シールは毎回違うものを用意しています。



坐禅会を始めたころは、毎日のように


「明日はどんなシールにしようかな!?」


と悩んでいました。


作り始めるまでに時間のかかる方法になってしまっていました。


この方法ですと坐禅会の前の晩にシールが出来上がることが珍しくなく、下手をすると坐禅会当日の朝に完成することもありました・・・



「このままでは、いつかシールが完成せずに坐禅会が始まってしまうと!」



と危機感を覚えたので、数年前からは各長期休暇にテーマを決め、事前に毎日話す内容を決めてシールを作るようになりました。



例えば、


前回の冬休みは、仏教の物語

その他に

・涅槃図

・仏前結婚式

・白隠禅師坐禅和讃(お経)

・御葬式

・法事(様々な仏様)

・お寺の食事



など、様々テーマで取り組むようになりました。


この方法にしてから、坐禅会の前日の夜や当日の朝まで慌てることはなくなったのでしばらくこの方法でやっていこうと考えています。




そして、今回(平成30年春)のテーマは



十牛図【じゅうぎゅうず】



としました。



「禅の絵本」と紹介する和尚様がいらっしゃるほど親しみやすい禅の教えが説かれた書物です。



ズバリ、牛を捕まえるお話です!!


悟りの世界を牛で表す分かりやすい教えです。


しかし、分かりやすいと言っても大変奥が深い話です。


未熟な私に「禅の話し」をすること中々できません。


なぜ、そんな難しいテーマを選んでしまったのか・・・・


理由はあります。


まずは、絵があるので子供にも興味を持ってもらえるということ。


そして、最大の理由は


この本との出会いです。



500十牛図参考文献2



東光寺の本山である妙心寺にある霊雲院【れいうんいん】・御住職 則竹秀南老師【のりたけ しゅうなん ろうし】が十牛図について説かれた書物です。



縁あって、老師が講師として来ていただいた勉強会でいただいたものです。



難しい禅の教えを分かりやすい言葉で説かれているだけでなく、妙心寺の最初の御住職様(開山無相大師【かいさんむそうだいし】)の生涯を十牛図で示してくださっていたのです。



禅は実践の宗教です。



坐禅会参加者はまさに実践をしているのです。



だからこそ、自分たちの実践の目指すべき姿を則竹秀南老師の著書から学んでいただきたいと考え、十牛図をテーマといたしました。



本に紹介されている開山無相大師は東光寺にとっても大切な和尚様です



しかし、これまでは開山無相大師の一生を紹介する機会がありませんでした。



東光寺の位牌堂には開山無相大師がお祀りされていますので、春休み子供坐禅会参加者は仏教豆知識シールを集めながらお参りをしていただければ、坐禅会がより参加者のものになっていくように感じています。

初めての坐禅 【平成30年春】


500年少組の坐禅体験1


決して怖い和尚が小さな子供達を叱りつけている写真ではありません・・・


小さな子供達の「初めての坐禅体験」の様子です。


東光寺(静岡市清水区横砂)の境内にある袖師保育園の園児は毎月坐禅体験を行ってきます。



先週、年長組が最後の坐禅体験に来てくれましたが今日は年少組が初めての坐禅体験にやってきました。
※年長組最後の坐禅体験の様子はこちらをご覧ください。



本来は4月に年長組になって坐禅体験にやってくるのですが、年中組になる前に、お寺に来てどんなことをするのか勉強をしに来たのです。



坐禅体験の前の体験ということになります。



・・・ですから、足を組んだり手の形を教えたりという難しいことはせずに、簡単に体験をしてもらいました。





保育園の園児の坐禅体験は普段、



坐禅を2回(各10~15分)

その後、お参りをして

話を聞いて

茶礼【されい】と言って、行儀よくお茶を飲んだりお菓子を食べたりして




教室に戻っていきます。



今日は園児たちに



「2つのことを覚えていってね」



と、話をし



1.姿勢良く座る練習


2.合掌礼拝の練習



をしました。



本尊様の前でも



500年少組の坐禅体験3

説明を聞いて




500年少組の坐禅体験4

静かに手を合わせる合掌





500年少組の坐禅体験2

そのまま礼拝



この練習をしました。今までお参りに来たことのある園児も



「坐禅に行きます!」



と先生に聞いてからお寺に来ていますので、とても緊張しています。



彼らは4月から2年間かけてお寺の坐禅を体験していきます。



この坐禅が彼らの成長のためになるようにと祈りながらも、笑顔で帰っていく姿を見て、かわいらしく感じるとともに、坐禅体験にビビっている様子もなく頼もしくも感じました。

最後の坐禅体験

東光寺(静岡市清水区横砂)の境内にある袖師保育園の園児が今日も坐禅体験に来てくれました。


500保育園坐禅体験1802164




年長組の園児達は今回で最後となりますが、なんと25回目の坐禅体験です。



1回の坐禅体験で20分ほど坐禅をしますので、全部で500分、8時間20分も坐ったことになります。



6歳で25回も坐禅会に参加したことがある子供が日本に何人くらいいるのでしょうか?



そんなには多くないと思います。



本当に立派です。



そして、何が立派なのかと言えば、しっかりと坐れることです。



毎回毎回注意をされていた年中組時代には想像できないほど、最初から最後まで坐ることができています。



坐る力は年長組になって大きく成長したと思います。



そして、何よりも大きく成長したのは「聞く力です」



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坐れるようになると同時に聞くことができるようになりました。



そして、聞くことができるようになると、記憶に定着ができるようにもなってきました。



ですから、坐禅体験にやって来たとき仏教や坐禅に関係する話をして、1か月後に再び坐禅体験にやってきたときに、



「こないだ、○○について話をしたけど覚えている?」



と聞くと正確に答えてくれる園児が多い学年だったように感じています。



明治大学文学部教授の齋藤孝先生の



「座る力は生きる力です。」



という言葉を実感することができた2年間だったように感じます。



さらに、斎藤先生の



座る力は早い段階で身につければつけるほど、あとの人生が楽になります。「座る力」こそが、一生の中で最大の武器になります。



という言葉にもあるように、2年間をかけて園児達は「最大の武器」を手に入れたのだと思います。禅宗のお寺で手に入る最大の武器とは



1日1度は静かに坐って、身と呼吸と心を調えましょう



という言葉にもあるように「調った心」です。



幼いころから坐禅を体験することで、どんな苦難にも対応できる「心」を見つけ、これからも磨いていくべき「心」に出会うことができたと信じています。



園児は2年間で25回坐禅体験に来てくれたことは大変ありがたいことです。大変な回数だと思います。


しかし、子供達が坐禅を体験することができるのは保育園の坐禅体験だけではありません。



東光寺では春・夏・冬休みのたびに子供坐禅会を行っています。
※子供坐禅会についてはこちらもページをご覧ください。


1年間で45日程度開催しています。坐禅体験に参加をしたことがある袖師保育園の卒園児だけでなく、大人も一緒に、大人だけでも参加していただけますので御都合が良い日に多くの方が参加してくださることをお待ちしています。
人物紹介

新米和尚

Author:新米和尚
横山友宏
東光寺 副住職
【静岡市清水区横砂】

中学校で理科を教えていた男がある日突然和尚になった。(臨済宗妙心寺派)そんな新米和尚による、仏教やお寺についての紹介をします。 気軽に仏教やお寺に触れていただければと思います。


元:中学校教師
  (理科・卓球担当)

現:臨済宗妙心寺派の和尚
2人の娘の父親であり、育児にも積極的に参加し!?失敗を繰り返す日々を送る、30代を満喫しようとしている どこにでもいる平凡な男

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