古くて 新しい 和菓子に出会う

お寺で生活をしていますと、「和菓子」を目にすることは珍しいことではなくなります。




しかし、この和菓子は珍しい!!




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古き良き伝統と柔軟な発想が作り出したものだと感じます。




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柔軟な発想や、その発想を受け止め世に出すことを認めた心。



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様々な想いが繋がってこの「和菓子」が私の前に現れたと考えると、2人の笑顔が実に誇らしげで素敵です。




平成29年 宝積寺 法話大会

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「法話大会」 
へ参加させていただくため、伊豆の国市の宝積寺様へ行ってまいりました。




 今年は「白隠禅師坐禅和讃」をテーマに、6人の僧侶がお経の中の言葉を選び20分ずつ法話をしました。




 私も御縁をいただき、「謡【うた】うも舞うも法【のり】の声」について法話をさせていただきました。




謡うも舞うも法の声をテーマとさせていただき、このブログでも紹介させていただいた、



左手は3倍練習しましょう


寺院や神社の近所で育つと「幸せ」感じる!!




という記事の内容と、



小学生が参加する禅寺1日体験(寺子屋体験)で感じたこと




を話させていただきました。




話しを聞いて下さる聴衆の方々が大変熱心に話を聞いてくださり、私の話しに反応してくださるので、話をしていてとても楽しくなってきてしまいます。




訪れるたびに感じたるのですが、 本堂も、本堂の中も外も大変きれいにされており、素敵なお寺です。




 さらに、私以外の5人の和尚様方の法話が、内容も話し方も皆様大変上手で聞かせていただき勉強になることばかりでした。




 貴重な御縁をいただき、多くの方の前で話しをさせていただくことができて大変に感謝するとともに、私は複数の僧侶が短い法話を順番に行う宝積寺様の法話大会が素晴らしいと考えていますので、今後、身近な場所でも開催できるように準備を進めていきたいと考えています。

寺子屋体験の準備が始まる合図です


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梅の仕事が始まりました。




東光寺(静岡市清水区横砂)の境内にある袖師保育園が管理する畑で収穫された梅の実を梅干にします。




梅の実が収穫できた年は必ず梅干を作っています。




実は私、梅干が苦手なのです・・・



しかし梅干作りを続けています。




いくつか理由はありますが、その一つは「活かしきる」ということです。畑に育った命をどうしたら活かしきれるのかを考えたとき、先



人が伝えてくださった梅干し作りが自然と選択されました。
さらにもう一つの理由が




「風景を作る」




ということです。梅干作りは梅雨明けの頃になると最後に大仕事があります。




それが天日干しです。




梅干作りを始めたころ、「そういえばこのような景色を見なくなった」と感じました。



しかし、現在ではなかなか見ることができなくなった景色を絶やさないためにも、梅干作りを続け、天日干しを行っています。


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そして、この天日干しの時期が東光寺の寺子屋体験と重なりますので、その期間に天日干しをすることで、寺子屋体験に参加する子供たちが、普段から食べている梅干がどのように作られているか分かることも狙っているのです。




今年も、梅の仕事をしながら、寺子屋体験が近づいてきたことを実感しています!

左手は3倍練習しましょう

500手をつなぐ


娘がピアノを習い始めました。



送迎は妻がしてくれています。



ある日、妻に用事があったため私が送迎をしました。




30分の練習だったので、送っていって、また迎えに行くと教室と家を往復するだけになるので、練習を見学させていただきました。
練習中に先生がおっしゃった言葉が印象に残っています。




先生
「右手と左手どっちが得意?」



「右手」


先生
「だったら右手を1回練習したら、左手は3回練習しましょう!」



「お~!!(心の声)」


私は、苦手なこと、嫌なことから逃げる人生を送ってきました・・・



大学へ進学したいと考えたとき、得意な物理ばかり勉強して苦手な英語から逃げていました。



希望する物理の勉強ができる大学へ進学しましたが、高校まで逃げていた英語からは大学時代も逃げ続けました。



大学院へ進学しようとしたときも、専門教科ばかり勉強し英語から逃げていました。





運が良いのか悪いのか・・・

それでなんとかなってしまっていました・・・

そんな、ちゃらんぽらんの人生を送ってきた私にとって


「右手を1回練習したら、左手は3回練習しましょう!」


は新鮮な言葉でした。


「右手を一回練習したら」


と言う言葉は


得意なことにも取り組むことの大切さを説き、




「左手は3回練習しましょう!」


と言う言葉は


苦手なことから逃げることなく、繰り返し練習することで道が開かれると、いうことを伝えていると感じています。


当たり前のことなのですが、忘れがちな大切なことだと感じました。

雨は天気が悪いのではない 流してくれるのだ

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先日、ある和尚様が



「雨は天気が悪いのではない 悪いものを流してくれるのだ」



と話していたのが印象に残っています。





私は雨が降ると、傘をささないといけない、洗濯物が乾かない・・・などなど



「今日は天気が悪いな」



と感じてしまいます。しかし、人間にも動物にも植物にも、ありとあらゆる生物に雨が必要不可欠なものであることは間違いありません。



私のように目先のことにとらわれていると「今日は天気が悪い」と感じてしまいます。



「雨は天気が悪いのではない 悪いものを流してくれるのだ」



という考え方は、目先の都合にとらわれるのではなく、目の前に起こっている現象を素直に感じることができている考え方だと思いました。



「目の前に起こっていることを素直に感じること」



は、自分の都合を中心に生活をしてしまっていると非常に難しいことだと思います。



しかし、自分の都合を捨てることができる場所もあります。




それが、お寺や仏壇など仏様の前だと感じています。



手を合わせたとき、心が落ち着き、少し視界が広くなることを誰もが経験したことがあるのではないでしょうか。



その先にあるのが「目の前に起こっていることを素直に感じること」であり、「雨は天気が悪いのではない」と感じられる心につながっていくのだと思います。
人物紹介

新米和尚

Author:新米和尚
横山友宏
東光寺 副住職
【静岡市清水区横砂】

中学校で理科を教えていた男がある日突然和尚になった。(臨済宗妙心寺派)そんな新米和尚による、仏教やお寺についての紹介をします。 気軽に仏教やお寺に触れていただければと思います。


元:中学校教師
  (理科・卓球担当)

現:臨済宗妙心寺派の和尚
2人の娘の父親であり、育児にも積極的に参加し!?失敗を繰り返す日々を送る、30代を満喫しようとしている どこにでもいる平凡な男

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