暖冬だと「みかん」の皮が浮くそうです!!

 冬なのに暖かい日々が続いています。



 個人的には過ごしやすいなぁなどと無責任に感じてしまっていますが、寒いはずの冬が暖かいと様々な影響があるようです。




 先日、みかんの栽培をされている方と話をする機会がありました。


500みかんの皮と実



 その方は御先祖様に御供えするみかんをお持ちになった際に



 「今年は秋の雨が多くて暖かいからみかんは皮が浮いちゃってダメなんだよ・・・。一応良いみかんを選んできたからお供えさせてよ」






 と話してくださいました。






 通常みかんは収穫した後、熟成させるため小屋などで寝かせる必要があるそうです。しかし、皮が浮いてしまうと、収穫した後にいつも通り小屋で寝かしていると皮が傷みやすくなってしまうそうですし、味も良くないとのことでした。






 その後、皮が浮いてしまう理由も教えてくださいました。






 理由を聞いて驚きました!! 






 なんと「みかん」という果物は「皮」と「実」は別のモノだそうです!!






 皮と実が別とはどういうことか・・・






 最近までの研究で「皮」は「皮」として成長し、「実」は「実」として成長するそうです。






 つまり私達が普段から食べている「みかん」は「皮」と「実」がそれぞれ成長し、偶然同じ大きさになるから、ひとつの「みかん」に見えるそうです。




500みかんの皮と実2





 そのため冬が予想外に暖かいと「皮」は大きさにその影響を受け、「実」は味に影響を受けるそうです。






 その結果、「実」の大きさはいつも通りの大きさになるにも関わらず「皮」が大きくなってしまうので、皮が浮いたみかんになってしまうそうです。







 仏教の言葉に 把手共行 【はしゅきょうこう】という言葉があります。





 手と手を取り合って進む という意味です。





 仏道修行をする際に、仲間だけでなく仏様とも手を取り合って一緒に進んでいくことを示す言葉です。




 手を取り合って進むときに誰か1人が無理をして引張っても、引っ張られた方は転んでしまうかもしれない。逆に1人がさぼってしまえば他の人が前に進むことができません。







 把手共行は「自分と他人」という考え方以外にも、「言葉と行動」という考え方にも使うことができると考えています。







 どんなに立派な発言をしても行動が伴っていなくては言葉に説得力はありません。

 



 言葉と行動を一体化させる必要性があるはずです。
 





 皮だけ大きくなっても「みかん」としては立派にはなれないように、自分自身の言葉と行動が一体化するようにしていかなくてはいけないと、みかんが痛む前に美味しく食べながら考えていました・・・
関連記事

コメントの投稿

非公開コメント

人物紹介

新米和尚

Author:新米和尚
横山友宏
東光寺 副住職
【静岡市清水区横砂】

中学校で理科を教えていた男がある日突然和尚になった。(臨済宗妙心寺派)そんな新米和尚による、仏教やお寺についての紹介をします。 気軽に仏教やお寺に触れていただければと思います。


元:中学校教師
  (理科・卓球担当)

現:臨済宗妙心寺派の和尚
2人の娘の父親であり、育児にも積極的に参加し!?失敗を繰り返す日々を送る、30代を満喫しようとしている どこにでもいる平凡な男

最新記事
カテゴリ
検索フォーム
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる