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仏前結婚式・きよめの式

 仏前結婚式には「きよめの式」があります。

これは授戒や誓いの言葉三三九度を前に心身を浄めるために行います。

浄めの式

 心身とは、その名の通り「心」と「体」です。

 「体」を浄めるために香水が用いられます。

 そして、「心」を浄め穏やかにするために懺悔文(さんげもん)、を全員でお唱えします。


 懺悔文(さんげもん)とは漢字28文字の短いお経で、「懺悔」という漢字から想像できますが、「反省」をする内容です。

強引に訳すと


私が昔から行ってしまった色々な悪業は、

これまでに私が積み上げてきた三つの煩悩(ぼんのう:欲望・怒り・おろかさ)を

考え、口に出し、行動に移したために起こりました。

私は今、それら全てを懺悔(罪悪を告白し悔い改める)します。



となります。

 御本尊・御先祖様・結婚式に参列している両家親族や友人の前で結婚の誓いを行う前に、自分の「心」を清らかにする大切な瞬間です。

 昔から知られているお経ですが、初めて目にする方もいますので東光寺(静岡市清水区横砂)では、参列者にお配りする「しおり」に全文を載せています。もちろん、新郎新婦の前にも置いてありますので暗記をしなくても問題ありません!

仏前結婚式 しおり


 しかし、せっかくお唱えするのであれば、内容を知ってお唱えする方が気持ちが良いと思います。




 
懺悔文(さんげもん)

我昔所造諸悪業(がしゃくしょぞうしょあくごう)
皆由無始貪瞋癡(かいゆうむしとんじんち)
従身語意之所生(じゅうしんくいししょうしょう)
一切我今皆懺悔(いっさいがこんかいさんげ)

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人物紹介

新米和尚

Author:新米和尚
横山友宏
東光寺 副住職
【静岡市清水区横砂】

中学校で理科を教えていた男がある日突然和尚になった。(臨済宗妙心寺派)そんな新米和尚による、仏教やお寺についての紹介をします。 気軽に仏教やお寺に触れていただければと思います。


元:中学校教師
  (理科・卓球担当)

現:臨済宗妙心寺派の和尚
2人の娘の父親であり、育児にも積極的に参加し!?失敗を繰り返す日々を送る、40代を満喫しようとしている どこにでもいる平凡な男

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