仏前結婚式・啓白文(けいはくぶん)

 仏前結婚式では、始めに戒師が、啓白文(けいはくぶん)を唱えます。

敬白文


啓白文とは

 これから、結婚の儀を執り行うことを宣言し、新郎新婦の二人の将来に幸あれと祈るものです。

 啓白文は戒師が毎回作成します。戒師により漢文であったり、和訓(漢文を読み下したもので、少し日本語に近づいたもの)であったりします。漢文でなくてはいけないとか、和訓でなくてはいけないと言った決まりはありません。



 内容についても特に決まりはありませんが、だいたい同じような内容になってきます。


 私自身の結婚式でも、戒師様によって


1:日付


2:結婚式を見守る本尊様、開山様(お寺を作った和尚様)、

  新郎新婦両家の御先祖様へ結婚式を行う報告


3:新郎新婦が仏道を学び、仏様に見守られながら、

  互いを愛し・子を育て・苦労を共にしながら家族を

  大切にし生きていけるようにと祈る


4:自らが成長するために修行し努力しながら、

  他の人の救済のために尽せる人生を送れるように祈る




 以上のような内容の啓白文が読み上げられました。

敬白文 誓いの言葉


 私は戒師様が啓白文を唱えることは知っていましたが、どのような内容かは詳しくは知らずにいました。しかし、数年後に偶然自分の結婚式で唱えられた啓白文の意味を知る機会がありました。

 内容を知り、多く方に見守られていること、進むべき人生の理想を認識することができて、より一層 結婚式の大切さを痛感したことを覚えています。
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人物紹介

新米和尚

Author:新米和尚
横山友宏
東光寺 副住職
【静岡市清水区横砂】

中学校で理科を教えていた男がある日突然和尚になった。(臨済宗妙心寺派)そんな新米和尚による、仏教やお寺についての紹介をします。 気軽に仏教やお寺に触れていただければと思います。


元:中学校教師
  (理科・卓球担当)

現:臨済宗妙心寺派の和尚
2人の娘の父親であり、育児にも積極的に参加し!?失敗を繰り返す日々を送る、30代を満喫しようとしている どこにでもいる平凡な男

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