神様・仏様に何を誓うのか・・・・

500保育園児の753


 保育園児の七五三のお参りに同行させていただきました。




 先生方に




 「いつも見守ってくれている神様に ありがとうございます  という気持ちでお参りしましょう。」





 と言われた園児たちは一生懸命お参りをしていました。






 私が中学生だったときに、ある和尚様が




 お寺や神社でお参りをするときには 「宝くじが当たりますように!」 や 「○○大学に合格できましように!」などとお願いをするのではなく、自分がどのように生きるのかを誓うことが大切だ




 と話しているのを聞いて驚いたことを覚えています。





 非常にお唱えする機会が多い 四弘誓願文【しぐせいがんもん】 という短いお経があります。



 漢字の数でいいますと わずか28文字のお経であり、



 仏教徒として常に心に留めておく必要がある4つの誓いの言葉であり、読経の最後に心を込めて合掌しお唱えするお経です。






 4つの誓いとは簡単に表すと




 ・多くの命を救うことを誓う
 
 ・悪いことをしないと誓う

 ・仏の教えを学ぶことを誓う

 ・悟るために努力することを誓う






となります。 





「自分に何ができるのか」 ・ 「自分が何をすべきなのか」




を明確に教えてくれるお経です。  「誰かに何かをしてもらう」 ことを期待するよりも 、 「自分が誰かに何かをする」 という布施【ふせ】の心を大切にしています。





 

 園児たちは先生に 「ありがとう という気持ちでお参りをしましょう」 と言われ、戸惑うことなく手を合わせお参りをしていました。




 「 有難う【ありがとう】 」 と、何のこだわりもなく 心から言えるということこそが、4つの誓いの実践なのだと思います。




 そして、何のこだわりもなく 「ありがとう」と心の中で言うことができる程に園児たちの心が美しい(調っている)からこそ、お参りをする姿も美しいのだと感じました。
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人物紹介

新米和尚

Author:新米和尚
横山友宏
東光寺 副住職
【静岡市清水区横砂】

中学校で理科を教えていた男がある日突然和尚になった。(臨済宗妙心寺派)そんな新米和尚による、仏教やお寺についての紹介をします。 気軽に仏教やお寺に触れていただければと思います。


元:中学校教師
  (理科・卓球担当)

現:臨済宗妙心寺派の和尚
2人の娘の父親であり、育児にも積極的に参加し!?失敗を繰り返す日々を送る、30代を満喫しようとしている どこにでもいる平凡な男

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