ダイエットと甘いもの

 500ダイエットの敵

 ダイエット中は甘いものが敵になることもあります・・・





 でも、この記事の本題は 「ダイエット」 でも 「甘いもの」 でもありません。





 東南アジアの僧侶が来日した時の話です。





 ある日本のお寺に東南アジアから来てくださった僧侶に日本人男性がイスを用意したそうです。



 来日した僧侶はそのイスに持っていた布(ハンカチのような布)を敷いて腰を下ろしたそうです。




 「なぜ、布を敷いたのですか?」




 と日本人男性が訊ねると




 「私は僧侶として 女性に触れてはいけない という戒(約束事)を守っている。 このイスは先程まで女性が使っていたので布を敷きました 」





 と答えました。 この答えを聞いた日本人男性は





 「戒を守ることを忘れない素晴らしい和尚様だ」





 と感銘を受けました。 そして帰宅し妻にその日の出来事を話したそうです。





 妻も感銘を受けると思っていた男性に妻は予想外の言葉を投げかけます・・・






 「女性を汚いもののように扱うなんて なんて失礼な人なの。 信じられない、そんなことが許させるの!?」




 と男性に詰め寄りました。 男性は答えます、






 男性
 「あなたは甘いものが好きだよね?」



 女性
 「大好きよ、それがどうしたの?」




 男性
 「ダイエットすることもあるよね?」




 女性
 「あるわよ」




 男性
 「ダイエット中に甘いものは食べる?」




 女性
 「食べないようにするわよ!食べたらダイエットなんかできないじゃない!!」





 男性
 「甘いものは汚いものなの? そうじゃないでしょ。 ダイエット中だから、好きだけど食べないだけでしょ!」






 僧侶が女性が触れたことがあるものを触ろうとしなかったのは 女性が汚いとか 女性は不浄だと思ったわけではないのです。




 僧侶は自分が女性である母親から生まれてきたことを知っていますし、女性が嫌いなわけでもありません。




 女性も心が美しく、大切な存在であることを疑う余地が無いこともりません。





 でも、戒(仏教における約束事)を守って生活をしている以上 女性に触れてはいけないのです。




 ですからイスに布敷いたのです。





 それ以上でも、それ以下でもないのです。

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人物紹介

新米和尚

Author:新米和尚
横山友宏
東光寺 副住職
【静岡市清水区横砂】

中学校で理科を教えていた男がある日突然和尚になった。(臨済宗妙心寺派)そんな新米和尚による、仏教やお寺についての紹介をします。 気軽に仏教やお寺に触れていただければと思います。


元:中学校教師
  (理科・卓球担当)

現:臨済宗妙心寺派の和尚
2人の娘の父親であり、育児にも積極的に参加し!?失敗を繰り返す日々を送る、30代を満喫しようとしている どこにでもいる平凡な男

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