仏前結婚式・誓いの言葉

 仏前結婚式では「誓いの言葉」を本尊様の前で新郎新婦が読み上げます。

敬白文 誓いの言葉

 新郎が一番頑張るところです。現代の日本の結婚式の主流は「~を誓いますか?」と聞かれて「誓います!」と答えて終わってしまいますが、仏前結婚式では少し違います。

 もちろん結婚式を執り行う戒師様から、「仏教徒として守るべき約束を守りますか」と聞かれるので「守ります」と答える場面もありますが、それ以外に本尊様に結婚したことを報告すると同時に、今後どのように夫婦として生活していくかを誓う「誓いの言葉」も読み上げます。

 下の文章は、私自身が結婚式で読み上げた「誓いの言葉」です。


私たちはここに、み仏の照覧(しょうかん)を仰ぎ、

ご先祖様のみたまの前で、皆様方の祝福を頂いて、

結婚の式をあげました。

ひろい世の中に、ただ一人終生の伴侶として、

えらびえらばれて結ばれたことを、まことに幸福と思います。

かつひそかに誇らしくも思っています。


 今日よりは、み仏様の教えにしたがい、

深い理解と愛情をもって互いを信頼し、

家庭円満に努め、ひいては世の中を「心の花園」にと念じて、

精進することをお誓い致します。





 初めてこの文章を見たときには「誓いの言葉」の前半が、感謝の言葉で占められているところがいいなぁと感じたことを覚えています。

 感謝の気持ちを持って結婚生活を送ることの大切さを、結婚生活を重ねるごとに感じている今日この頃です。
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人物紹介

新米和尚

Author:新米和尚
横山友宏
東光寺 副住職
【静岡市清水区横砂】

中学校で理科を教えていた男がある日突然和尚になった。(臨済宗妙心寺派)そんな新米和尚による、仏教やお寺についての紹介をします。 気軽に仏教やお寺に触れていただければと思います。


元:中学校教師
  (理科・卓球担当)

現:臨済宗妙心寺派の和尚
2人の娘の父親であり、育児にも積極的に参加し!?失敗を繰り返す日々を送る、30代を満喫しようとしている どこにでもいる平凡な男

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