草刈り機 と 煩悩【ぼんのう】

 駐車場や畑、そして山での除草作業に草刈り機を使用しています。



500草刈り機150920



数年前に購入して以来、手放すことのできない大切な相棒です。




実際に使用するまで知らなかったのですが、草刈り機には「刃」の交換が必要です。




500草刈り機15092002
 この部分を交換します・・・・





 刃を交換した直後の切れ味には毎回感動をしています。




 
 草を刈りながら、「なぜ感動するのだろう」と考えてみました。





 刃を替える

  ↓

 切れ味が復活

  ↓

 感動する

  ↓

 どんどん草を刈る

  ↓

 だんだん切れなくなる

  ↓

 だんだん切れなくなる

  ・
  ・
  ・


 刃を替えたときの切れ味を忘れる

  ↓

 刃を替える

  ↓

 切れ味が復活

  ↓

 感動する
  ・
  ・
  ・
 繰り返す





 切れ味が少しずつ落ちていくため、最初の状態を忘れてしまう。 

  ↓

 「最初の状態を忘れるから感動をする」 と自分の中で結論を出してみました。



 




 そのように考えていると、この感動は坐禅布薩写経などを体験したときの感動と似ているのではないかと感じました。




 仏教では「人は生まれながらに仏様の心をいただいている。」と考えています。




 同時に、きれいな心を持っていますが日々の生活の中で煩悩などによって少しずつ輝きを失っていくとも考えています・・・



 少しずつ失っていくため、やがて自分の中に「仏様の心」があったことすら忘れてしまいます・・・・



 しかし、坐禅や布薩・写経などの体験によって自分の中の「仏様の心(きれいな心)」を垣間見ることできたとき、言葉で表現するが難しい感動や落ち着きを感じることがあります。




 切れ味抜群の刃で草を刈ったことにより、自分自身が本来もっている「きれいな心」を取り戻すことができる様々な行事がある仏教の素晴らしさを改めて感じました。
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人物紹介

新米和尚

Author:新米和尚
横山友宏
東光寺 副住職
【静岡市清水区横砂】

中学校で理科を教えていた男がある日突然和尚になった。(臨済宗妙心寺派)そんな新米和尚による、仏教やお寺についての紹介をします。 気軽に仏教やお寺に触れていただければと思います。


元:中学校教師
  (理科・卓球担当)

現:臨済宗妙心寺派の和尚
2人の娘の父親であり、育児にも積極的に参加し!?失敗を繰り返す日々を送る、30代を満喫しようとしている どこにでもいる平凡な男

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