子供の誕生日に思うこと

誕生日のお参り2015500



 子供が誕生日を迎えたときに考えたことがあります。それは、



親として子供をどこまで信じてやれば良いのか



と言うことです。



 中学校の教員をしているときには、多くの尊敬する親御さんと出会い、勝手に目標とさせていただいています。しかし、中には



「私の子供が悪いことをするはずがない!!」



と真剣に発言された保護者と出会ったことがあります。



 多くの生徒の前で暴力事件をお越し、指導されている本人が冷静になって非を認め被害者に謝罪したにも関わらず、保護者は


「この子がそんなことするはずありません!」


と話しつづけました。謝罪した生徒が恥ずかしそうにしていたことをよく覚えています。





 恥ずかしい話ですが、私自身の幼少期のことを思い出しますとお世辞にも良い子とは言えない生活を送っていました・・・



 ですから、「全ての子供は良い子である、悪いことをしない。」



 は間違いであると言い切ることができます。私の幼少期がその証明です。



 では、親として子供の何を信じていけば良いのか・・・


白隠禅師坐禅和讃というお経は



衆生本来仏なり



という言葉で始まります。




私達は誰もが生まれながらに仏様の心を持っている




という意味があります。




残念ながら 「みんな良い子」 と言っている訳ではありません・・・




仏様の心は持っていても、何もしなければ煩悩によって隠れてしまいます。




しかし、磨けば光る仏様の心がある。



私は、教員をしていたとき先輩の先生に




この子はこれから必ず成長する。この子は間違いに気がつき反省することができる。




と信じて生徒と接することの大切さを教えていただきました。



最近になって、この気持ちが衆生本来仏なりを根底とした子供を思う気持ちなのだと気づかされます。
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人物紹介

新米和尚

Author:新米和尚
横山友宏
東光寺 副住職
【静岡市清水区横砂】

中学校で理科を教えていた男がある日突然和尚になった。(臨済宗妙心寺派)そんな新米和尚による、仏教やお寺についての紹介をします。 気軽に仏教やお寺に触れていただければと思います。


元:中学校教師
  (理科・卓球担当)

現:臨済宗妙心寺派の和尚
2人の娘の父親であり、育児にも積極的に参加し!?失敗を繰り返す日々を送る、30代を満喫しようとしている どこにでもいる平凡な男

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