仏前結婚式・三三九度(さんさんくど)

 仏前結婚式の中でも新郎、新婦が「三三九度の杯」を交わします。そして、その後「ご両家固めの杯の儀」を行います。神前結婚式(神社で行われる結婚式)でも行われる伝統的な「三三九度」には、実は仏教的な意味合いもあると言う説があるので御紹介します。

三三九度


 
「三三九度」は、その名の通り 新郎新婦が三つ組の杯で、それぞれの杯を3回ずつ合計9回やり取りすることです。



 では、なぜ3回ずつ9回なのでしょうか。

 仏教では様々な法要の際に、礼拝(らいはい)をします。この礼拝の中で最も丁寧な礼拝と言われるのが、両ひざ・両ひじを地に着けて伏し、さらに合掌してから頭を地につける五体投地(ごたいとうち)です。

 法要中に、この「五体投地」を導師(どうし:法要などの儀式を執り行う僧)が行います。「五体投地」は3回が1セットで、この1セットを3回行います。つまり五体投地を全部で9回行います。つまり「三三九度」になるのです。


 結婚式でも新郎新婦が「五体投地」を行えれば良いのですが、白無垢など動きづらい格好では「五体投地」ができないので、変わりに絆を深める力も持つ杯で行うようになったと言われています。

 「五体投地」は謙虚になるための行(ぎょう)ですので、結婚式で三三九度を行うことにより


    新郎新婦は謙虚な気持ちで、相手を想い大切にすることで絆を深めていくことができるのです!!

三三九度2
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テーマ : 結婚準備
ジャンル : 結婚・家庭生活

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人物紹介

新米和尚

Author:新米和尚
横山友宏
東光寺 副住職
【静岡市清水区横砂】

中学校で理科を教えていた男がある日突然和尚になった。(臨済宗妙心寺派)そんな新米和尚による、仏教やお寺についての紹介をします。 気軽に仏教やお寺に触れていただければと思います。


元:中学校教師
  (理科・卓球担当)

現:臨済宗妙心寺派の和尚
2人の娘の父親であり、育児にも積極的に参加し!?失敗を繰り返す日々を送る、30代を満喫しようとしている どこにでもいる平凡な男

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