口癖は 「ありがとう!」

500橋の上で手をつなぐ親子




先日、シルバー川柳入選作品の中に




 叱った子に 今は優しく 手をひかれ




というものがあり、暖かい気持ちになりました。




同じシルバー川柳には



 遺産分け 位牌受け取る  人はなし



という歌もあります。




そして、この「 叱った子に 今は優しく 手をひかれ 」という川柳を目にしたときに ある女性の話を思い出しました。





 その女性が長い生涯を閉じたとき、残された遺族が



 「この人は、皆さんに本当に良くしていただき幸せでした。」




と挨拶をされました。 そして別の機会に亡くなられた女性の口癖が




「ありがとう」




という言葉だったことを知りました。




女性は晩年施設に入られました。その施設でも職員の方々にいつも手を合わせて



「ありがとね、ありがとね」



とおっしゃっていたそうです。 





 周囲の方のことを思いやり、感謝する気持ちを忘れずに幸せに生きられた方だと感じます。







 叱った子に 今は優しく 手をひかれ




 子供のことを叱ったとしても、親の見栄や欲望を満たすために怒っているのか 本気で子供のことを考えて叱っているのかは伝わっているはずです。 



  相手のことを想い、想いを重ねるからこそ、晩年は優しく手を引いてもらえる。



 すべては積み重ねなのだと感じます。 感謝の気持ちを重ねていくことの大切さを実感します。
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人物紹介

新米和尚

Author:新米和尚
横山友宏
東光寺 副住職
【静岡市清水区横砂】

中学校で理科を教えていた男がある日突然和尚になった。(臨済宗妙心寺派)そんな新米和尚による、仏教やお寺についての紹介をします。 気軽に仏教やお寺に触れていただければと思います。


元:中学校教師
  (理科・卓球担当)

現:臨済宗妙心寺派の和尚
2人の娘の父親であり、育児にも積極的に参加し!?失敗を繰り返す日々を送る、30代を満喫しようとしている どこにでもいる平凡な男

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