写経会のときに どんな話しをしているの? その7

 東光寺(静岡市清水区横砂)で行われている写経会で、副住職(新米和尚)の法話と配布させていただいている絵葉書を紹介させていただきます。

 今回は第7回目です。 



※なぜ、絵葉書と法話(仏教のお話)が登場するのかはこちらをご覧ください。

※写経会の御案内はこちらをご覧ください。


400写経会 般若心経 6 行 動中の工夫.jpg



 般若心経の中に


 「行【ぎょう】」


 という言葉があります。




 「実践する」




 という意味があります。




 私は何かを実践しようとするときに思い出す言葉があります。






  
「 動中の工夫は 静中に勝ること 百千億倍 」





と言う江戸時代の大変有名な白隠禅師【はくいんぜんじ】という臨済宗の和尚様が残された言葉です。





 動中【どうちゅう】とは、掃除・食事・托鉢など動きのある修行
 静中【せいちゅう】とは、坐禅





 を意味しています。この言葉で大切なのは



 百千億 倍



 「倍」ということだと私は考えています。




 静中、つまり坐禅の百倍・千倍なのです。坐禅が「ゼロ」なら動中をどんなに工夫しても「ゼロ」のままです。





 と、いうことは「基礎基本」と言い換えることができる、「ゼロ」でない静中が必ず必要になってきます。



 



 「ゼロ」でない静中は、心が調っている状態と表現することもできますので、






 心が調っていることが、人としての「基礎基本」と言えるのかもしれません・・・・





 私達は忙しい毎日を過ごし、ついつい心を乱してしまいますが、家庭やお寺で大切に守られてきた習慣の中には乱れた心を調える大切な「行」が数多くあります。



 ・日々のお参り
 ・坐禅
 ・読経
 ・写経
  ・
  ・
  ・


 御先祖様に残していただいた良い習慣を実践し、後世にまで伝えていきたいものです。
 
関連記事

コメントの投稿

非公開コメント

人物紹介

新米和尚

Author:新米和尚
横山友宏
東光寺 副住職
【静岡市清水区横砂】

中学校で理科を教えていた男がある日突然和尚になった。(臨済宗妙心寺派)そんな新米和尚による、仏教やお寺についての紹介をします。 気軽に仏教やお寺に触れていただければと思います。


元:中学校教師
  (理科・卓球担当)

現:臨済宗妙心寺派の和尚
2人の娘の父親であり、育児にも積極的に参加し!?失敗を繰り返す日々を送る、30代を満喫しようとしている どこにでもいる平凡な男

最新記事
カテゴリ
検索フォーム
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる