成道会

 12月8日は成道会(じょうどうえ)です。成道会とは、お釈迦様が悟りを開いた事を記念して行われる法要のことです。東光寺(静岡市清水区)では毎月8日はお薬師様のお参りと、布薩会を行っていますので、12月は成道会を行い、その後布薩会を行っています。布薩会についてはこちらをご覧ください。


 下の絵は、成道会のときに本堂に掛けた掛け軸です。これはお釈迦様が悟りを開いたときの様子を表しています。お釈迦様は、長年苦しい修行を続けてこられましたが、ある日このままでは本当の悟りが開けないとお気付きになり、菩提樹の下で坐禅をされ「悟り」を開かれたのです。この「悟り」を開いたのが12月8日とされています。悟りを開かれたときの絵や像は多く残されていますが、ひとつの共通点があります。この絵の中にもありますが、お釈迦様の足元には柔らかい草木が敷かれています。足が痛く無いようにと敷いているものです。お釈迦様の教えの中には「中道(ちゅうどう)」と言って、何事も両極端はいけない。ほどほどがよい。との教えがあります。修行も無理をし過ぎて体を壊してしまっては意味がありません。そのため、お釈迦様はゆったりと坐禅をしてお悟りをひらかれたのです。

 ・・・ゆったりと言っても12月1日~8日まで坐りっぱなしですが。




 
 東光寺では、午前中に境内にある保育園の園児が本堂にやってきて、お参りをしたり、住職の話を聞いたり、先生の紙芝居を聞き、成道会の歌を歌ったりして過ごします。子供達には成道会の意味は難しいかもしれませんが、一生懸命お参りする姿はいつ見ても美しいものです。


成道会
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人物紹介

新米和尚

Author:新米和尚
横山友宏
東光寺 副住職
【静岡市清水区横砂】

中学校で理科を教えていた男がある日突然和尚になった。(臨済宗妙心寺派)そんな新米和尚による、仏教やお寺についての紹介をします。 気軽に仏教やお寺に触れていただければと思います。


元:中学校教師
  (理科・卓球担当)

現:臨済宗妙心寺派の和尚
2人の娘の父親であり、育児にも積極的に参加し!?失敗を繰り返す日々を送る、30代を満喫しようとしている どこにでもいる平凡な男

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