写経会のときに どんな話しをしているの? その2

 東光寺(静岡市清水区横砂)で行われている写経会で、副住職(新米和尚)の法話と配布させていただいている絵葉書を紹介させていただきます。


 今回は第2回目です。 


※なぜ、絵葉書と法話(仏教のお話)が登場するのかはこちらをご覧ください。



絵葉書 その2 (2)





般若心経の中の


般若【はんにゃ】 



 と言う言葉は 「完全な智慧。修行し得ることができる真実な智慧」 と訳されます。




 
 ~ 種を見つけ、育てるためには ~




 仏教では蓮【はす】の花は 泥から出ても汚れることなく清らかな花を咲かせるため、迷いの世界に住みながらも、清く生きる姿にたとえています。


 私達の心の中にも多くの悩みや迷いがあります。しかし私達の心の中には悩みや迷いだけでなく清らかな花を咲かせるための種もあります。




一華開五葉 【一華五葉を開く:いっけ ごようを ひらく】


「一つの華」は、誰しもが生まれた時から持っている仏様の心(お悟り)を表し、五葉は五つの智慧を表すとも言われています。
「生まれときから持っている仏様の心、仏心に気が付けば五つの智慧が働きだし、さとりは自然に成就する」ということを表す言葉です。





 生まれたときから持っている仏様の心が清らかな花を咲かせる種であり、種があることに気が付くためには心を調える必要があります。



1日1度は静かに坐って身【からだ】と呼吸と心を調えましょう(臨済宗妙心寺派生活信条)




 私はイスに座って事務作業をする前に姿勢を正し「ふー」と息を吐いてから仕事に入るようにしています。


 食事の際に感謝の気持ちを持ち食事をする、ご自宅のお仏壇の前で心静かにお参りをする、お経をお唱えする、など日常生活を大切に過ごすことで、身と呼吸と心が調えられていくのではないでしょうか。


 身や呼吸、そして心を調えることで、時代や状況に左右されることのない、自分自身の人間としての真の価値を見いだせると私は感じています。
関連記事

コメントの投稿

非公開コメント

人物紹介

新米和尚

Author:新米和尚
横山友宏
東光寺 副住職
【静岡市清水区横砂】

中学校で理科を教えていた男がある日突然和尚になった。(臨済宗妙心寺派)そんな新米和尚による、仏教やお寺についての紹介をします。 気軽に仏教やお寺に触れていただければと思います。


元:中学校教師
  (理科・卓球担当)

現:臨済宗妙心寺派の和尚
2人の娘の父親であり、育児にも積極的に参加し!?失敗を繰り返す日々を送る、30代を満喫しようとしている どこにでもいる平凡な男

最新記事
カテゴリ
検索フォーム
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる