日日是好日【にちにち これ こうにち】な竹ろうそく

日々是好日 竹ろうそく3

 「日日是好日」という禅の言葉があります。




 晴れの日と雨の日、楽しい日と辛い日など いろいろありますが、この「好日【こうにち】」とは、





 「雨の日が好き」や、「晴れると行事が予定通りできて良いから毎日晴れるといいな」などと毎日が自分にとって都合よくなることを祈る言葉ではありません。




 さらに、毎日が好い日と受け取るということでもありません。





 本当の「好日」というのは、善い日、悪い日と比べるのではありません。





 たとえ今が辛いときであっても、その逆境を苦しみながら、好ましい日には得られない価値と意味を見つけ日々を悔いなく過ごすことを「日日是好日」と表現します。







 そんな、日日是好日な「竹ろうそく」がこちらです!!

 日々是好日 竹ろうそく



 12月31日に東光寺(静岡市清水区横砂)行われた「竹ろうそく」に初登場したものです。

 ※大晦日の竹ろうそくの様子はこちらをご覧ください。







 この「竹ろうそく」が誕生した理由は 雨 でした・・・





 東光寺がある清水区(旧清水市)は冬の天気が非常に良い地域です。 大晦日に雨が降った記憶ほとんどありません。



 ですから、「竹ろうそく」を始めたときも雨の心配をしたこともありませんでした。 ・・・ところが今回は年末にお参りに来た方に




 「大晦日は珍しく雨が降りそうだね」




 と言われ、慌てて天気予報を確認しました。すると12月31日の夜中だけ雨が降る予報が出ていました!!




 12月31日の昼間は晴れの予報

 1月1日の昼間も晴れの予報




 ・・・なのに12月31日の夜だけ雨の予報!!





 「竹ろうそくをやれないかもしれない」と焦りました。 しかし、この逆境を楽しんでみました。







 初めは 「雨が降るなら 屋根のあるところで実施しよう!」 と考えました。





 しかし、雨が当たらない場所は本堂の前しかありません。竹ろうそくを全て本堂の前に置くと山門から本堂までの道が暗くなってしまいます・・・・






 そこで、さらに考えました。 すると 「雨が降っても火が消えない竹ろうそくを作ればいいんだ!」 と考えることができました。






 竹の節を屋根として利用し、周囲にたくさんの穴を開けることで ろうそくの灯りを外に出す作戦です。



日々是好日 竹ろうそく2


 大成功でした!!12月31日は予報通り雨が降りましたが、雨が降っても火は消えることなく境内を照らしてくれました。準備の時間が少なく、あまり多くの作品は作れませんでしたが来年以降も作成を続けていきたいと考えています。
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人物紹介

新米和尚

Author:新米和尚
横山友宏
東光寺 副住職
【静岡市清水区横砂】

中学校で理科を教えていた男がある日突然和尚になった。(臨済宗妙心寺派)そんな新米和尚による、仏教やお寺についての紹介をします。 気軽に仏教やお寺に触れていただければと思います。


元:中学校教師
  (理科・卓球担当)

現:臨済宗妙心寺派の和尚
2人の娘の父親であり、育児にも積極的に参加し!?失敗を繰り返す日々を送る、30代を満喫しようとしている どこにでもいる平凡な男

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