最近 一華開五葉【いっけごようをひらく】という言葉とにらめっこをしています・・・

最近、理由があり、
一華開五葉 【いっけごようをひらく】
という言葉と向き合っています。
※写真は以前この言葉と向き合った時に作成した写経会で参加者へ配布させていただいた絵葉書です。
この言葉は
一華開五葉 結果自然成 【一華五葉を開き、結果自然に成る。】
という禅の初祖達磨大師(達磨様)が亡くなる直前に御弟子様に与えた伝法の言葉であります。
一華開五葉という言葉を直訳すれば、「1つの花が5枚の花びらを開いた」なります。
ある和尚様は、この一華という言葉を、「一つの花」と言い、人間が生まれながらに保有している「ほとけのいのち(純粋な人間性)」と説明されています。
これは誰しもが生まれた時から持っている仏様のこころ、仏心であると言えます。
そして五葉は「五弁の花びら」と言い、五つの智慧を表すと説明されています。
つまり、一華開五葉 結果自然成という言葉は
生まれときから持っている仏様の心、仏心に気が付けば五つの智慧が働きだし、さとりは自然に成就する
という言葉だと言うことです。
う~ん・・・・ 難しい言葉ですがこの言葉と向き合って参考になる文献を調べたり考えたりすることも楽しいものです!
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