朝起きたら「お母さんがいなくなった~」と娘が泣いていたら・・・

 私の娘2人(3歳と5歳)と妻は 2つの布団に3人で寝ています。


足下が大事140401


 上の図のように娘2人を寝かし、間に妻が入って寝ています。




 ある朝、3歳と5歳の娘が目覚め、寝室から出てきました。その日は寝起きが良く、すぐに2人で遊び始めました。





 しばらくして3歳の娘が




 「お母さんはどこにいるの?」




 と私に質問をしました。私は寝室をのぞき、布団に妻がいないことが確認できたので




「洗濯にでもいってるよ!」




 と答えました。しかし、時間がたっても妻は戻ってきません。娘たちも心配になってトイレや仕事部屋を見に行きます。





 「お母さんがいない~」





 3歳と5歳の娘が泣き出しました。さすがに私も心配になって洗濯場に見に行きます。






 ・・・いません。





 坐禅会の準備のために本堂に行ったのか!?と本堂もウロウロと見に行きます。





 ・・・いません。






 娘たちは、どこを見ても母親がいないことに焦りを感じ、泣きながらあっちへウロウロこっちへウロウロ・・・








 私も 「まさか、出ていったのか!??」 「昨日、何かしたかな??」などと考えてしまいましたが





 自分の胸に聞いても明確な答えは返ってきません・・・









 そこで、落ち着いてもう一度、妻を探すことにしました。妻の足取りを考えてみようと、まずは寝室へ行ってみました。




 そして布団の前でゆっくり考えてみました。





 考えていました・・・










 すると、なんと掛布団がわずかに動いたのです!!あわてて布団をめくると・・・






 布団の足下の方で妻が寝ているではありませんか!!!!









 娘たちに声をかけると 2人とも全速力で妻のもとへ走っていきました。 朝から娘たちは 愛する母親との別れと 感動の対面を果たすことができたのでした・・・










 禅語には



 照顧脚下【しょうこきゃっか】 



 という言葉があります。




 自分の足下を見よ! という意味であり、真理や仏法が遠い所にある特別なものと思い込み、自ら手の届くところにある大切なものを見過ごしていることを表しています。







 2人の娘にとって本当に大切なものが本当に足下にあった! 冗談のような実話でした・・・
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人物紹介

新米和尚

Author:新米和尚
横山友宏
東光寺 副住職
【静岡市清水区横砂】

中学校で理科を教えていた男がある日突然和尚になった。(臨済宗妙心寺派)そんな新米和尚による、仏教やお寺についての紹介をします。 気軽に仏教やお寺に触れていただければと思います。


元:中学校教師
  (理科・卓球担当)

現:臨済宗妙心寺派の和尚
2人の娘の父親であり、育児にも積極的に参加し!?失敗を繰り返す日々を送る、30代を満喫しようとしている どこにでもいる平凡な男

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