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上善如水

 最近、この本を開くことが多くなりました。


130915


 お寺で生活をするようになり、以前までの生活よりも「禅語」にふれる機会が非常に多くなりました。




 ・・・・しかし、意味が分からないことも多々あり困っていました。いつもこの本に助けられています。




 先日、この本で紹介されている言葉と意味を読んで大変衝撃的だった言葉があります。それが、




 上善如水 【上善は水の如し:じょうぜんはみずのごとし】



 という言葉です。




 私がこの言葉と出会ったのは大学生のときです。

 新潟県出身の同じ部活の同級生が地元のお土産と言って「上善如水」という名の日本酒をよく買ってきました。私はアルコール類が一切飲めないので、日本酒も飲まずにいました。すると買ってきた同級生は



「このお酒は いい酒で、水みたいにゴクゴク飲めるから飲んでみろ!!善い酒は水の如しって書いてあるだろ!!!!」


 と、しつこく声をかけてきました。断っても断っても飲ませようとします。断りきれなくて飲んで、とんでもないことになった思い出があります。




 しかし、上善如水とは


 最上の善とは水のようなものである。その理由は

 1.水は万物を利する素晴らしい存在でありながら他と功名を争わない
 2.高きを求めず常に低い所に身を置く
 3.常に低い所にありながら、谷の川の水は最後に海に至るように徐々に大きな存在となる



という意味があることを知りました。



 
 今度、日本酒を飲ませようとした同級生に会ったら正しい意味を伝えようと心に誓った瞬間でした。


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人物紹介

新米和尚

Author:新米和尚
横山友宏
東光寺 副住職
【静岡市清水区横砂】

中学校で理科を教えていた男がある日突然和尚になった。(臨済宗妙心寺派)そんな新米和尚による、仏教やお寺についての紹介をします。 気軽に仏教やお寺に触れていただければと思います。


元:中学校教師
  (理科・卓球担当)

現:臨済宗妙心寺派の和尚
2人の娘の父親であり、育児にも積極的に参加し!?失敗を繰り返す日々を送る、40代を満喫しようとしている どこにでもいる平凡な男

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