FC2ブログ

珍しい光景

 東光寺(静岡市清水区横砂)の本堂の脇には夏ミカンの木があります。


 いつからこの木があるのか正確には分かりませんが歴史のある夏ミカンの木です。


 夏ミカンと言いますが「夏」だけでなく様々な季節に実をつけます。




 先日、4歳の娘が


「わ~、きれい!」


と言うので、ふと見上げると珍しい光景があったので写真に納めました。

夏みかんの花と実 130502
    ↑↑↑花と実が同時についています↑↑↑




禅語に

  花開無根樹

という言葉があります。 【花は開く無根(むこん)の樹】と読みます。直訳すれば


 「根を持たない木に花が咲く」


 という意味です。常識や分別を滅ぼし去った絶対的無の境地から現れる、自由なはたらきを表現する言葉です。


花が咲き終わり、しばらくして実がなると思い込んでいる(常識にとらわれている)と素直に

「あ、きれいだ!」

とは言えません・・・ ついつい

「お、珍しいな!写真を撮らなきゃ。」

と考えてしまいました。



 娘のような素直な気持ちはどこにいってしまったのか・・・人として成長するための「根」がまだまだ育っていない私に「花」が咲くにはまだまだ時間がかかりそうです。
関連記事

コメントの投稿

非公開コメント

人物紹介

新米和尚

Author:新米和尚
横山友宏
東光寺 副住職
【静岡市清水区横砂】

中学校で理科を教えていた男がある日突然和尚になった。(臨済宗妙心寺派)そんな新米和尚による、仏教やお寺についての紹介をします。 気軽に仏教やお寺に触れていただければと思います。


元:中学校教師
  (理科・卓球担当)

現:臨済宗妙心寺派の和尚
2人の娘の父親であり、育児にも積極的に参加し!?失敗を繰り返す日々を送る、40代を満喫しようとしている どこにでもいる平凡な男

最新記事
カテゴリ
検索フォーム
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる