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ホッとする仏教聖典の言葉

600こまめ 手をつなぐ カラー






「私達は誰もが仏様のような心をいただいています」




お坊さんの話を聞いていると、このような言葉を聞いたことがあるかもしれません。



この言葉を聞いたときに



「仏の心とは何だ??」



と疑問に感じる方もいると思います。


私もその一人でした。


そんなときに、仏教聖典の中の言葉に



仏の心とは大慈悲である。

あらゆる手だてによって、すべての人びとを救う大慈の心。




と書いてあることに気がつきました。



「なるほど、仏の心とはすべての人々を救おうとする心のことを言うのか!」



と、納得していると、文章が続いていることに気がつき、読み進めると



「ちょうど子を思う母のように、しばらくの間も捨て去ることなく、守り、育て、救い取るのが仏の心である。」



と書いてあるのです。



私はこの部分に疑問を感じてしまいました。



「母や親というものは、必ず”子を想い、守り育てているのだろうか?」


教員時代も含めて、これまでに多くの親子を見てきましたが、すべての親が 子を想っているとは限りません。



「そもそも親子とは何なんだ」



と、ついつい考えてしまいますが、その答えのようなものが仏教聖典に



親は子に五つのことをする。悪を遠ざけ、善をすすめ、知恵・技能を学ばせ、結婚させ、家督を譲る



と書いてあります。



血縁関係については何も書いてありません。子を育てようとする人を親と呼ぶのです。



ここまでのことを考えると


仏の心 = 大慈悲 = 人々を救う心 = 母親のような心 


と言えます。そして



母親・親 = 悪を遠ざけ、善をすすめる



なのですから、 




仏の心 = 悪を遠ざけ、善をすすめる



と、言い換えることができるかもしれませんし、これなら自分にも「仏の心」があるかもしれないと信じられる気がします。


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人物紹介

新米和尚

Author:新米和尚
横山友宏
東光寺 副住職
【静岡市清水区横砂】

中学校で理科を教えていた男がある日突然和尚になった。(臨済宗妙心寺派)そんな新米和尚による、仏教やお寺についての紹介をします。 気軽に仏教やお寺に触れていただければと思います。


元:中学校教師
  (理科・卓球担当)

現:臨済宗妙心寺派の和尚
2人の娘の父親であり、育児にも積極的に参加し!?失敗を繰り返す日々を送る、40代を満喫しようとしている どこにでもいる平凡な男

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