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節分の習慣ってすごい!!!

「今年は124年ぶりに!!!」という言葉をよく聞きます。





600子供と大人の坐禅会 鬼は外福は内3


そうです、今年(令和3年)は124年ぶりに節分が2月2日なのです。


節分とは「季節を分ける」日のことであり、本来であれば四季それぞれに節分があります。


現代では春の始まりと言われる立春の前日を節分と言うことが多いようです。





最近では、恵方巻も人気ですが春の節分と言えば


「鬼は外、福は内」


の豆まきです。




なぜ豆をまくのでしょうか。


昔から豆には特別な力があると信じられており、魔(鬼)を滅するからだとも言われています。





では、なぜ豆をまいた後に”年齢の数(または年齢+1)だけ豆を食べる”習慣があるのでしょうか。


私は、この豆を食べる習慣には大切な教えがあるように感じます。




滅しなければいけない魔(鬼)はどこにいるのでしょうか。


もちろん、家の外にもいます。家の外にいる鬼が入ってこないようにイワシの頭やヒイラギを飾る習慣もあります。


そして、家の中にいる鬼を外に追い出すために豆をまきます。


しかし、家の内外だけに鬼はいるのかと言えば、大切なことを忘れてはいけません。



そうです、私達の中に魔・鬼がいるのです。



そのことを忘れてはいけない、自分の中にいる鬼をやっつけるために豆を食べているのです。


なぜ年齢(または年齢+1)の数だけ食べるのか。



年齢を重ねることで私達は経験や知識を手に入れます。これはとても大切なことではありますが、知識や経験の周りに思い込みやこだわり、偏見がへばりつけば、これが魔となり鬼となるのです。



だからこそ、年齢を重ねれば重ねるほど多くの豆を食べていくのです。



私自身、幼い頃には「大人はたくさん豆が食べられてうらやましい」と思っていましたが、大人になると豆をたくさん食べなくてはいけない自分の鬼・魔の大きさに驚きます。


しかし、そのことを忘れて鬼・魔が知らず知らずの内に大きくなることが一番良くないことです。


「鬼は外、福は内」の声を聞き、豆を見たときには自分の中にいる魔(鬼)も滅することを思い出していきたいと思います。
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人物紹介

新米和尚

Author:新米和尚
横山友宏
東光寺 副住職
【静岡市清水区横砂】

中学校で理科を教えていた男がある日突然和尚になった。(臨済宗妙心寺派)そんな新米和尚による、仏教やお寺についての紹介をします。 気軽に仏教やお寺に触れていただければと思います。


元:中学校教師
  (理科・卓球担当)

現:臨済宗妙心寺派の和尚
2人の娘の父親であり、育児にも積極的に参加し!?失敗を繰り返す日々を送る、40代を満喫しようとしている どこにでもいる平凡な男

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