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寒松一色千年別なり その2



前回の記事で



寒松一色千年別なり 【かんしょう いっしょく せんねん べつなり】
 
野老花を拈ず万国の春 【やろう はなをねんず ばんこくのはる】



という禅の言葉を紹介しました。
※記事はこちらです。




寒松一色千年別なり


寒中に佇む一本の松が変わらぬ緑を保ち続ける姿は、昔から変わることなく私達を照らし続ける真理を表す


と、紹介しました。



松は「変わらぬ緑」とよく言われます。


しかし、松の葉はずっと緑なのかと言われれば もちろん違います。


枯れていきます。





600茶色も含まれる松



松は緑だが、その中に枯葉もあります。




これは間違いのないことではありますが、ここに生死一如 【しょうじ いちにょ】を見出すのです。


生か終わって死が始まるのではなく、生はそのまま死である。


と、同時に死はそのまま生である。


生きている今を精一杯生き切ること、そして死に直面したら、力を抜いて死にまかせ切ること。





このことを松の「変わらぬ緑」の中に見出さなくてはいけないのです。
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人物紹介

新米和尚

Author:新米和尚
横山友宏
東光寺 副住職
【静岡市清水区横砂】

中学校で理科を教えていた男がある日突然和尚になった。(臨済宗妙心寺派)そんな新米和尚による、仏教やお寺についての紹介をします。 気軽に仏教やお寺に触れていただければと思います。


元:中学校教師
  (理科・卓球担当)

現:臨済宗妙心寺派の和尚
2人の娘の父親であり、育児にも積極的に参加し!?失敗を繰り返す日々を送る、40代を満喫しようとしている どこにでもいる平凡な男

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